ディストリビューションポイントの概要

ネットワークエージェントがインストールされたデバイスはディストリビューションポイントとして使用できます。このモードでは、ネットワークエージェントは、次の機能を実行できます:

組織ネットワークにディストリビューションポイントを導入する目的は次の通りです:

1 つの管理グループに対して、1 つのディストリビューションポイントが割り当てられます。この場合、ディストリビューションポイントの範囲には、管理グループとそのすべてのサブグループ内にあるすべてのデバイスが含まれます。ただし、ディストリビューションポイントとして動作しているデバイスは、割り当てられている管理グループに含まれていなくてもかまいません。

ディストリビューションポイントを接続ゲートウェイとして動作させることができます。この場合、ディストリビューションポイントの範囲内のデバイスは、管理サーバーと直接接続されずゲートウェイを介して接続されます。このモードは、管理サーバーと管理対象デバイスの間を直接には接続できない場合に有効です。

Linux ベースのデバイスをディストリビューションポイントとして使用する場合、ディストリビューションポイントの対象範囲に多数のデバイスが含まれると、開くことができるファイルの既定の最大数では不十分になる可能性があるため、klnagent サービスのファイル記述子の上限を引き上げることを強く推奨します。

関連項目:

ディストリビューションポイントと接続ゲートウェイの調整

主要なインストールシナリオ

ページのトップに戻る