最初に説明するアプリケーションのインストール設定を定義する主な方法は汎用性があり、Kaspersky Security Center のツールおよび多数のサードパーティ製のツールを使用した、すべてのインストール方法に適しています。この方法は、Kaspersky Security Center にアプリケーションのインストールパッケージを作成する処理から構成されています。
インストールパッケージを作成するには、次の方法を使用します:
作成されたインストールパッケージは、サブフォルダーとファイルが格納されているフォルダーとして階層的に編成されます。インストールパッケージには元の配布パッケージの他に、編集可能な設定(インストールを完了するために必要なオペレーティングシステムの再起動を処理するための、インストーラーの設定とルールを含む)と小規模な予備モジュールが含まれています。
サポートされている個別のアプリケーションに固有のインストール設定の値は、インストールパッケージの作成時に管理コンソールのユーザーインターフェイスで定義できます。Kaspersky Security Center のツールを使用してアプリケーションをリモートインストールする際には、インストールパッケージをデバイスに配布します。これで、アプリケーションのインストーラーを実行することにより、すべての管理者定義の設定がアプリケーションで使用できるようになります。カスペルスキー製品のインストールにサードパーティ製のツールを使用する際に必要になるのは、デバイスでインストールパッケージ全体(つまり、配布パッケージとその設定)を使用できるようにすることだけです。Kaspersky Security Center によってインストールパッケージが作成され、共有フォルダーの専用サブフォルダーに保存されます。
インストールパッケージの設定では、特別な権限を持つアカウントを指定しないでください。
サードパーティ製のツールを使用して導入する前にカスペルスキー製品にこの設定方法を使用する方法については、「Microsoft Windows のグループポリシーを使用した導入」を参照してください。
Kaspersky Security Center のインストール直後には、自動的にいくつかのインストールパッケージが作成されます。これらのインストールパッケージはインストールの準備が完了しており、Microsoft Windows 用のネットワークエージェントパッケージとセキュリティ製品パッケージを含んでいます。
インストールパッケージのプロパティでアプリケーション用のライセンスを設定できますが、インストールパッケージへの読み取り権限は簡単に取得されてしまうため、このライセンス配信方法は避けるのが適切です。この場合、ライセンスの自動配信またはライセンスのインストールタスクを使用する必要があります。
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