サイレントモードでのインストール(応答ファイルを使用した場合)

管理サーバーとネットワークエージェントのインストーラーには、応答ファイル(ss_install.xml)を利用した機能があります。応答ファイルは、ユーザーが介入しないサイレントモードでのインストールのパラメータを統合したファイルです。ss_install.xml ファイルは、MSI パッケージと同じフォルダーにあり、サイレントモードでのインストール中に自動的に使用されます。サイレントインストールモードは、コマンドラインのキー「/s」 を使用して有効にできます。

実行例の概要は次の通りです:

setup.exe /s

サイレントモードでインストーラーを起動する前に、使用許諾契約書 (EULA) をお読みください。Kaspersky Security Center Linux 配布キットに EULA のテキストを含む TXT ファイルが含まれていない場合は、カスペルスキーの Web サイトからファイルをダウンロードできます。

ss_install.xml ファイルは、Kaspersky Security Center インストーラーの内部形式のパラメータのインスタンスです。配布パッケージには、既定のパラメータを含む ss_install.xml ファイルが含まれます。

ファイル ss_install.xml は手動で変更しないでください。このファイルは、管理コンソールでインストールパッケージのパラメータを編集する際に、Kaspersky Security Center のツールを使用して変更できます。

管理サーバーのインストール用の応答ファイルを変更するには:

  1. Kaspersky Security Center 配布パッケージを開きます。完全なパッケージの EXE ファイルを使用する場合は解凍します。
  2. フォルダー Server からコマンドラインを開き、次のコマンドを実行します:

    setup.exe /r ss_install.xml

    Kaspersky Security Center のインストーラーが起動します。

  3. ウィザードの手順に従って、Kaspersky Security Center のインストールを設定します。

ウィザードを終了すると、指定した新しい設定に従って応答ファイルが自動的に変更されます。

関連項目:

一般情報

サイレントモードでのネットワークエージェントのインストール(応答ファイルを使用しない場合)

setup.exe を使用した部分インストールの設定

管理サーバーのインストールパラメータ

ネットワークエージェントのインストールパラメータ

主要なインストールシナリオ

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