SIEM システムでのイベントのエクスポートの設定

Kaspersky Security Center Cloud コンソールから外部 SIEM システムにイベントをエクスポートするプロセスには、イベントの送信元である Kaspersky Security Center Cloud コンソールとイベントのレシーバである SIEM システムの 2 つが関係します。イベントのエクスポートは、SIEM システムと Kaspersky Security Center Cloud コンソールの両方で設定する必要があります。

SIEM システムで指定する設定は、使用している個々のシステムにより異なります。一般に、すべての SIEM システムでレシーバを設定する必要があり、受信イベントを解析するためのメッセージパーサーを任意で設定します。

レシーバの設定

Kaspersky Security Center Cloud コンソールから送信されたイベントを受信するには、SIEM システムでレシーバを設定する必要があります。一般に、SIEM システムで次の設定を指定する必要があります:

使用する SIEM システムによっては、レシーバ設定をさらにいくつか指定する必要があります。

メッセージパーサー

エクスポートされたイベントはメッセージとして SIEM システムに渡されます。SIEM システムでイベントに関する情報が利用できるように、これらのメッセージを適切に解析する必要があります。メッセージパーサーは SIEM システムの一部です。イベントの ID、重大度、説明、パラメータなど関連フィールドにメッセージの内容を分けるために使用します。メッセージの内容を分けることで、SIEM システムは Kaspersky Security Center Cloud コンソールから受信したイベントを処理して、SIEM システムデータベースに保管することができます。

関連項目:

シナリオ:SIEM システムへのイベントのエクスポートの設定

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