Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server と比較したバージョン 2.1.1 の制限事項は次の通りです。移行を開始する前に、これらの制限を考慮する必要があります:
最小要件:8 CPU コア、16 GB のメモリ、200 GB のディスク空き容量。
本製品が Rocky Linux 9.4 または Red Hat Enterprise Linux 9.4 を実行しているコンピューターにインストールされている場合、CPU は x86-x64-v2 命令セットをサポートしている必要があります。
次のオペレーティングシステムのみがサポートされます:
次のメールサーバーとの連携がサポートされています:
after-queue 方式はサポートされません。
連携は、KSMG と同じサーバーにインストールされている MTA でのみサポートされます。
本製品を管理するには、Web インターフェイスを使用する必要があります。ksmg-control ユーティリティを使用できるのは、現在の設定を表示する場合のみであり、編集することはできません。
リポジトリからの定義データベースのアップデートのみがサポートされています。ライセンスの追加と監視はサポートされておらず、本製品の管理プラグインは提供されていません。クラスタの名前は変更できません。
ライセンスデータを追加して本製品を監視するには、Web インターフェイスを使用する必要があります。
無効なライセンスを置き換えるには、現在のライセンスを削除してから、新しいライセンスを追加する必要があります。
バックアップのデータベースは本製品と同じサーバー上に存在する必要があります。
バックアップ内のオブジェクトは、ファイルシステムではなくデータベースに保存されます。
Microsoft Active Directory 以外のスキーマを使用するディレクトリサービス(OpenLDAP など)はサポートされていません。keytab ファイルでは Kerberos 認証を使用する必要があります。
ディレクトリサービスとの連携には、LDAP 接続(ポート 389)が必要です。SASL メカニズムは、送信データの暗号化に使用されます。
本製品は、DNS サーバー上の対応する SRV レコードから、LDAP 経由でディレクトリサービスに接続するためのサーバーアドレスとポート番号を取得します。
SURBL および DNSBL リストでフィルタリングするには、Exim メールサーバーのビルトイン機能を使用できます。
英語の定義済みテンプレートが使用されますが、編集することはできません。
SNMP 経由でバックアップの空き容量とライセンス期間を監視できます。