クラスタノードの KSMG 2.1.1 へのアップグレード

KSMG パッケージのアップグレードを開始するには、操作を担当するユーザーが root 権限を持つ必要があります。

クラスタノードで KSMG をバージョン 2.1.1 にアップグレードするには:

  1. アップグレードされるノードのメッセージ受信を無効にします。たとえば、ロードバランサーの設定でノードから負荷を取り除きます。
  2. キューに入れられたメッセージのテーブルで、ノード別にメッセージをフィルタリングします。すべてのキューからのメッセージが送信されるまで待ちます。
  3. オペレーティングシステムに合った形式でアップデートパッケージをインストールします:
    • RPM アップデートパッケージをインストールするには:

      rpm -U ksmg-2.1.1-8310.x86_64.rpm

    • DEB アップデートパッケージをインストールするには:

      dpkg -i ksmg_2.1.1-8310_amd64.deb

    本製品がインストールされると、setup.py アップグレードスクリプトへのパスが表示されます。

  4. ローカリゼーションパッケージをインストールします。英語版のローカリゼーションは本製品に含まれています。必要に応じて、複数のローカリゼーションパッケージをインストールできます。
    • ロシア語ローカリゼーションの RPM パッケージをインストールするには:

      rpm -U ksmg_<ローカリゼーションパッケージコード>-2.1.1.8310-1.noarch.rpm

    • ロシア語ローカリゼーションの DEB パッケージをインストールするには:

      dpkg -i ksmg-l10n-<ローカリゼーションパッケージコード>-2.1.1.8310-1_all.deb

    ローカリゼーションパッケージコード

  5. アップグレードスクリプトを使用して、手動または自動で本製品をアップグレードします。
    • 手動でアップグレード
    • 自動アップグレード(保存された応答を含むファイルを使用)
  6. アップデートされたノードの Web インターフェイスの左側のメニューペインの下部で、現在のユーザーの名前をクリックして[製品情報]を選択し、表示されたウィンドウで[バージョン]行に 2.1.1 が表示されていることを確認します。
  7. 新しいコントロールノードの Web インターフェイスで、次のことを実行します:
    1. 定義データベースをアップデートします
    2. LDAP サーバーとの接続が構成されていた場合は、LDAP キャッシュをアップデートします。

      LDAP サーバー接続が構成されていない場合は、 Active Directory ドメインコントローラーと同期します

  8. ノードに Kaspersky Security Center ネットワークエージェントがインストールされている場合は、ネットワークエージェントを再起動します。詳細は、 Kaspersky Security Center 15.1 Linux ヘルプを参照してください。
  9. 製品がアップデートされたノードでメッセージの受信を有効にします。
  10. メッセージが通過できるかどうかを確認します。これを行うには、ノードを介してテストメッセージを送信し、受信者に配信されたかどうかを確認します。

クラスタノードの KSMG アプリケーションがバージョン 2.1.1 にアップグレードされます。

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