アンチウイルススキャン、アンチスパムスキャン、コンテンツフィルタリングの結果に基づいてメッセージに割り当てられたステータスに応じて、KSMG はメッセージおよびメッセージに含まれるオブジェクトを処理します。スキャンの結果はイベントログに記録されます。
ルール設定で、特定のステータスが割り当てられたメッセージに対して本製品が実行する処理を指定できます。
処理を定義する設定として、次の値を指定できます:
スキップ – 変更されていないメッセージを受信者に配信します。拒否 – 受信者にメッセージを配信しません。この処理を選択すると、送信側のメールサーバーは、配信中のエラー発生を示すリターンコードを含む応答を受け取ります。メッセージは受信者に配信されません。
メッセージを削除する – メッセージを削除します。この操作を選択すると、送信側のメールサーバーはメッセージ受信済みの通知を受け取りますが、受信者にはメッセージは配信されません。
添付ファイルを削除する – 添付ファイルを削除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。駆除 – 感染したオブジェクトを駆除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。この処理を選択すると、感染したオブジェクトの駆除を試行します。駆除が不可能な場合は、ルール設定で指定された 拒否、メッセージを削除する、 添付ファイルを削除する の処理がオブジェクトに適用されます。管理者がルール設定で処理を指定していない場合は、添付ファイルを削除する 処理が実行されます。