SVM 選択アルゴリズムの設定

本製品を Enterprise ライセンスで利用する場合、Light Agent で拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用できます。

Light Agent が使用する必要がある SVM 選択アルゴリズムを、次のいずれかの方法で指定できます:

このセクションでは、管理コンソールと Light Agent for Windows のローカルインターフェイスを使用して、設定を編集する方法を説明します。

管理コンソールで、Light Agent が使用する SVM 選択アルゴリズムを指定するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
  3. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  4. ポリシーのリストで、Light Agent for Windows ポリシー、または Light Agent for Linux ポリシーを選択して設定を編集し、ポリシーの設定ウィンドウをダブルクリックして開きます。
  5. ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[SVM 選択アルゴリズム]を選択します。
  6. ウィンドウの右側で、次のいずれかのオプションを選択します:
    • 標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する
    • 拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する
  7. 拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにして、Light Agent が Integration Server を SVM の検出方法として使用すると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが接続する SVM の選択時に考慮されるように指定できます。

    Light Agent による SVM の検出方法として、SVM アドレスのカスタムリストを選択している場合、[SVM のパス]で[SVM のパスを無視]を選択する必要があります。その他の設定を選択した場合、Light Agent は SVM に接続できません。

  8. 適用]をクリックします。
  9. OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャで、[標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにすると、Light Agent に関連する SVM の場所を決定する方法を指定できます。設定するには、次の操作を実行します:
    1. Integration Server 設定情報ファイル %ProgramFiles(x86)%\Kaspersky VIISLA\viislaservice.exe.config を開いて編集します。
    2. OpenStackStandardAlgorithmSvmLocality パラメータの値を設定します。このパラメータが取り得る値は、次の通りです:
      • Server Group - この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のサーバーグループに配置されている場合)。既定ではこの値が使用されます。
      • Project - この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一の OpenStack プロジェクトに配置されている場合)。
      • Availability Zone – この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のアベイラビリティゾーンに配置されている場合)。
    3. ファイル viislaservice.exe.config を保存します。
    4. Integration Server を再起動します。

ローカルインターフェイスで、Light Agent が使用する SVM 選択アルゴリズムを指定するには:

  1. 本製品の設定ウィンドウを開きます。
  2. ウィンドウの左側の[SVM への接続]セクションで、[SVM 選択アルゴリズム]を選択します。

    ローカルインターフェイスで設定が編集できない場合は、ポリシーが定義する設定値が、管理グループのすべての保護対象仮想マシンに対して使用されていることを意味します。

  3. 前述の手順のうち、ステップ 6 ~ 7 を実行します。
  4. 変更内容を保存するには[保存]をクリックします。
  5. OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、または TIONIX Cloud Platform 上で実行されている仮想インフラストラクチャの場合:必要に応じて、Light Agent に対する SVM の局所性の決定方法を指定します(前の手順のステップ 9 を参照)。
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