Kaspersky Security Center Web コンソールを使用して Kaspersky Security ソリューションコンポーネントを管理する場合、管理用 Web プラグインの操作中に発生するイベントに関する情報が Web プラグインのトレースファイルに書き込まれる場合があります:
Kaspersky Security Center Web コンソールのインストール中に Kaspersky Security Center Web コンソールのアクティビティログへのログ記録が有効になっている場合、Web プラグインのトレースファイルが自動的に作成されます。詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Web プラグインのトレースファイルは、Kaspersky Security Center Web コンソールのインストールフォルダーのログサブフォルダーに保存されます。
/var/opt/kaspersky/ksc-web-console/logs – Linux OS を搭載したデバイスの場合
Windows OS を搭載したデバイスの場合、%ProgramFiles%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security Center Web Console\logs
Integration Server Web プラグインのトレースファイルには、次の情報が保存されることがあります:
Integration Server Web コンソールの動作に関する診断情報。
Kaspersky Security Center 管理サーバーをホスティングするデバイスのアドレス。
Kaspersky Security Center ネットワークエージェントを介した Kaspersky Security Center 管理サーバーとの対話に使用するポート番号。
内部サブシステムおよび外部サービスの操作で発生した例外とエラーの説明。
内部 Integration Server アカウントの名前。
Integration Server を仮想インフラストラクチャオブジェクトに接続するために使用されるアカウントの名前。
Integration Server への接続を確立するための証明書。
仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります:
Integration Server が接続しているハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)。
Integration Server が接続している Keystone マイクロサービス、またはクラウドインフラストラクチャのマイクロサービス の IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)。
Kaspersky Security Center 仮想管理サーバーに関する情報(仮想サーバーの管理者の名前と仮想マシン名を含む)。
テナントの仮想マシンに関する製品情報。
Protection Server Web プラグインのトレースファイルには、次の情報が保存されることがあります:
Protection Server Web プラグインの動作に関する診断情報。
内部サブシステムおよび外部サービスの操作で発生した例外とエラーの説明。
SVM を Integration Server に接続する証明書。
Light Agent と Protection Server 間の安全な接続を確立するための秘密鍵。
ポリシー設定。
MMC プラグインのトレースファイル
Kaspersky Security Center 管理コンソールを使用して Kaspersky Security ソリューションコンポーネントを管理する場合、管理用 MMC プラグインの操作中に発生するイベントに関する情報が、Kaspersky Security Center 管理サーバーがインストールされているデバイス上の次のファイルに書き込まれる場合があります。
Protection Server を管理するための MMC プラグインのトレースファイル。ユーザーが指定したファイル名に、ユーザー名とプロセス ID(PID)が追加されたファイル名が使用されます。このファイルには、プラグインの動作中に発生したイベント(特に、Protection Server ポリシーとタスクの動作)の情報が含まれています。
Light Agent for Linux および Light Agent for Windows(Light Agent モードで実行されているアプリケーション)の管理 MMC プラグインのトレースファイル。ファイル名には、アプリケーションのバージョン番号、ファイルが作成された日時、プロセス識別子 (PID) が含まれます。このファイルには、プラグインの操作中に発生するイベント、特にタスクの操作と Light Agent ポリシーに関する情報が記録されます。