SVM 選択アルゴリズムの設定

Light Agent が使用する SVM 選択アルゴリズムを指定し、Light Agent ポリシー(Light Agent モードで実行されているアプリケーションのポリシー)で高度な SVM 選択アルゴリズムを適用するための設定を構成できます。Light Agent for Windows の場合、Kaspersky Endpoint Security for Windows のローカルインターフェイスでアルゴリズムを選択することもできます。

次のいずれかのオプションを選択できます:

拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにして、Light Agent が Integration Server を SVM の検出方法として使用すると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが接続する SVM の選択時に考慮されるように指定できます。

Light Agent が拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用し、SVM アドレスのリストが SVM 検出方法として選択されており、SVM で大規模インフラストラクチャ保護モードが有効になっている場合、Light Agent をこの SVM に接続できるのは、Light Agent が SVM パスを無視した場合のみです(SVM パス設定に[無視]の値が設定されます)。

Light Agent モードで実行されるアプリケーションの設定の詳細については、該当するアプリケーションのヘルプを参照してください。

OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャで、[標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにすると、Light Agent に関連する SVM の場所を決定する方法を指定できます。次の操作を実行します:

  1. Integration Server 設定情報ファイル (appsettings.json) を開いて編集します。Integration Server のバージョンに応じて、ファイルは次のいずれかのパスにあります:
    • /var/opt/kaspersky/viis/common/ Linux ベースの Integration Server 用ファイル
    • %ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\ Windows ベースの Integration Server 用ファイル
  2. HypervisorSpecificSettings:Openstack]セクションで[StandardAlgorithmSvmLocality]設定を指定します。このパラメータが取り得る値は、次の通りです:
    • ServerGroup – この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のサーバーグループに配置されている場合)。既定ではこの値が使用されます。
    • Project – この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一の OpenStack プロジェクトに配置されている場合)。
    • AvailabilityZone – この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のアベイラビリティゾーンに配置されている場合)。
  3. ファイル appsettings.json を保存します。
  4. Integration Server を再起動します。
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