Protection Server の動作準備

SVM 導入手順を完了したら、仮想インフラストラクチャツールを使用して SVM 上のシステム日付を確認することを推奨します。Kaspersky Security Center 管理サーバーと SVM のシステム日付に不一致があると、SVM を Kaspersky Security Center に接続する時にエラーが発生したり、Kaspersky Security ソリューションコンポーネントが誤って動作したりする可能性があります。

ハイパーバイザーへの SVM の導入後、SVM に割り当てるリソースを変更できます(Kaspersky のエキスパートが推奨する値に合わせるなど)。SVM に割り当てるリソースを使用して、SVM のパフォーマンスを調整できます。

Protection Server の稼働を準備するには、次の操作を実行する必要があります:

  1. 新しい SVM が Integration Server に接続されていることを確認します。接続されている SVM のリストは、 Integration Server コンソールまたは Integration Server Web コンソールで表示できます。
  2. 新しいすべての SVM でソリューションをアクティベートします

    SVM でソリューションをアクティベートするには、ソリューションのアクティベーションタスクを使用して SVM にライセンスを追加する必要があります。Light Agent コンポーネントを仮想マシンにインストールし、Light Agent を SVM に接続すると、Protection Server コンポーネントはライセンス情報を Light Agent に送信します。

  3. すべての新しい SVM 上のソリューションの定義データベースをアップデートし、Light Agent 定義データベースのアップデートを SVM にダウンロードします。既定では、Protection Server、Light Agent for Linux、Light Agent for Windows の動作に必要な定義データベースのアップデートが管理サーバーリポジトリから SVM にダウンロードされます。

    ソリューションの現在のバージョンが Light Agent for Linux または Light Agent for Windows の複数のバージョンに対応している場合は、正しいバージョンの Light Agent の定義データベースのアップデートをダウンロードしていることを確認する必要があります。保護対象デバイスに異なるバージョンの Light Agent がインストールされている場合は、インストールされているすべてのバージョンのアップデートを SVM にダウンロードする必要があります。

    Light Agent の正しいバージョンのアップデートのダウンロードを構成する場合:

    1. Protection Server ポリシーでは、Protection Server がアップデートを受信する Light Agent のバージョンを指定します

      管理サーバーが Light Agent の定義データベースのアップデートをするには時間がかかります。SVM 上のネットワークエージェントと管理サーバーとの同期が完了した後に、定義データベースのアップデート処理を開始することを推奨します(既定では、ポリシー設定変更後の同期には15 分かかります)。

    2. リポジトリへのアップデートのダウンロードタスクを手動で実行します。
    3. アップデートパッケージをSVMにダウンロードします。アップデートパッケージをSVMにダウンロードするには、自動的に作成される Protection Server の[定義データベースと機能のアップデート]タスクを使用できます。
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