Protection Server と Light Agent のダンプファイル

ダンプファイルには、ファイルが作成された時点での Kaspersky Security プロセスの動作メモリに関する情報が含まれています。

ダンプファイルには、個人データが含まれる可能性もあります。情報をカスペルスキーに送信する前に、不正なアクセスから保護されていることを確認することを推奨します。

ダンプファイルはカスペルスキーに自動的には送信されません。

既定では、ダンプファイルは作成されません。ダンプファイルの作成を有効または無効にできます。

Protection Server のダンプファイル

Protection Server のダンプファイルの作成を有効にします:

  1. SVM で、etc/opt/kaspersky/la/dumps_enabled ファイルを作成します。
  2. systemctl restart la-scanserver コマンドを実行して、scanserver サービスを再起動します。

既定では、作成されたすべてのダンプファイルは、SVM の /var/opt/kaspersky/la/dumps ディレクトリに保存されます。各ダンプファイル(* dmp)の名前には、ファイルが作成された日時、プロセス識別子(PID)、およびセッションのダンプ番号が含まれます。

設定情報ファイル ScanServer.conf ([dumps] セクション)で、ダンプログの設定を編集できます。

ダンプファイルへのアクセスには、Protection Server のインストール時に割り当てられた SVM root アカウントのパスワードが必要です。ダンプファイルを保存する既定のディレクトリを変更した場合、Kaspersky Security はダンプファイルへのアクセスを管理しません。指定されたディレクトリが配置されているファイルシステムが、適切なアクセス制御をサポートしている場合、ダンプファイルにアクセスするには root アカウントの権限が必要です。

SVM が削除されると、ダンプファイルは自動的に削除されます。

Protection Server のダンプファイルの作成を無効にします:

  1. etc/opt/kaspersky/la/dumps_enabled ファイルを削除します。
  2. systemctl restart la-scanserver コマンドを実行して、scanserver サービスを再起動します。

Light Agent のダンプファイル

Kaspersky Endpoint Security for Linux または Kaspersky Endpoint Security for Windows が Light Agent モードでインストールされているデバイスで、Light Agent for Linux および Light Agent for Windows のダンプファイルの作成を有効または無効にすることができます。

詳細については、Light Agent モードで使用しているアプリケーションのヘルプを参照してください。

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