このコマンドを使用すると、SVM のネットワークインターフェイスでの DHCP の使用を設定できます。
新しい設定は、SVM またはネットワークサービスの再起動(manageservices restart network
コマンド)によってファイル /etc/systemd/resolved.conf が上書きされた後に適用されます。
SVM の IP アドレス割り当て方法を静的 IP アドレス指定から DHCP に変更し、DHCP から取得した DNS サーバーを使用する場合は、dhcp
コマンドを実行する前に dns
コマンドを実行し、次にオプションなしで dnssearch
コマンドを実行します。これにより、ファイル /etc/systemd/resolved.conf で以前に設定されていた DNS サーバーと検索ドメインのリストを削除できます。
動的 IP アドレス指定を使用しており、DHCP から取得した DNS サーバーのリストに DNS サーバーを追加する場合は、dhcp
コマンドを実行する前に、必要なオプションを指定して dns
コマンドを実行します。手動で指定した DNS サーバーのみを使用する場合は、dhcp
コマンドを実行してネットワーク サービスを再起動した後、必要なオプションを指定して dns
コマンドを実行します。これにより、ファイル /etc/systemd/resolved.conf を上書きできます。
設定
<インターフェイス名> [<プライマリにするかどうか>]
各パラメータの説明:
プライマリネットワークインターフェイスは、既定の経路と DNS サーバーの設定として使用されます(DEFROUTE = yes、PEERDNS = yes)。SVM で使用しているネットワークインターフェイスのうち 1 個のネットワークインターフェイスのみをプライマリにできます。複数のネットワークインターフェイスに対して、プライマリ属性を付与している場合、最後にプライマリネットワークインターフェイスとして指定したネットワークインターフェイスが、プライマリネットワークインターフェイスとなります。
例:
|
固有のエラー
なし。
ページのトップに戻る