dhcp

このコマンドを使用すると、SVM のネットワークインターフェイスでの DHCP の使用を設定できます。

新しい設定は、SVM またはネットワークサービスの再起動(manageservices restart network コマンド)によってファイル /etc/systemd/resolved.conf が上書きされた後に適用されます。

SVM の IP アドレス割り当て方法を静的 IP アドレス指定から DHCP に変更し、DHCP から取得した DNS サーバーを使用する場合は、dhcp コマンドを実行する前に dns コマンドを実行し、次にオプションなしで dnssearch コマンドを実行します。これにより、ファイル /etc/systemd/resolved.conf で以前に設定されていた DNS サーバーと検索ドメインのリストを削除できます。

動的 IP アドレス指定を使用しており、DHCP から取得した DNS サーバーのリストに DNS サーバーを追加する場合は、dhcp コマンドを実行する前に、必要なオプションを指定して dnsコマンドを実行します。手動で指定した DNS サーバーのみを使用する場合は、dhcp コマンドを実行してネットワーク サービスを再起動した後、必要なオプションを指定して dns コマンドを実行します。これにより、ファイル /etc/systemd/resolved.conf を上書きできます。

設定

<インターフェイス名> [<プライマリにするかどうか>]

各パラメータの説明:

プライマリネットワークインターフェイスは、既定の経路と DNS サーバーの設定として使用されます(DEFROUTE = yes、PEERDNS = yes)。SVM で使用しているネットワークインターフェイスのうち 1 個のネットワークインターフェイスのみをプライマリにできます。複数のネットワークインターフェイスに対して、プライマリ属性を付与している場合、最後にプライマリネットワークインターフェイスとして指定したネットワークインターフェイスが、プライマリネットワークインターフェイスとなります。

例:

> ssh klconfig@192.0.2.17 dhcp eth0 yes

> klconfig@192.0.2.17's password:

KLCONFIG OK

固有のエラー

なし。

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