カスペルスキー VPNを使用すると、お使いの端末で送受信するデータが暗号化されます。また、実際の位置情報が取得されるのを防ぎます。
機能のしくみ
公衆Wi-Fiネットワークは保護が不十分な場合があります。たとえば、ぜい弱な暗号化プロトコルが使用されている、一般的なWi-Fiネットワーク名(SSID)が使用されている、などです。安全性の低いWi-Fiネットワーク上でインターネット購入した場合、パスワードや機密データが暗号化されていないテキストで送信されてしまいます。ハッカーはこのような機密データを傍受して銀行の口座番号を割り出し、金銭などを盗み取ることができます。
本製品では、Wi-Fiネットワークへの接続時に、そのネットワークをチェックします。Wi-Fiネットワークの安全性が低い場合、お客様が指定する国または地域にある専用の仮想サーバーを使用して保護された通信をオンにするよう、メッセージが表示されます。有効にすると、暗号化されて保護された通信を使用してデータが送受信されるようになります。この手順により、Wi-Fiネットワークを使用している第三者による個人情報の盗み見を防ぐことができます。
利点
カスペルスキー VPNには、次のような利点があります。
既定では、カスペルスキー VPNの無料版が提供されます。有料版に切り替えることができます。
アップグレードされたカスペルスキー for Android(アプリ)でVPN機能を使用できるようになりました。この製品には複数の機能(Kaspersky Security Cloudの全機能およびカスペルスキー VPN セキュアコネクションの機能を含む)が搭載されており、スマートフォンやタブレットを総合的に守ることができます。
カスペルスキー(アプリ)のインストール時に、[VPN]をタップし、表示された手順に従ってVPNの設定とライセンスを移動させます。
これらの設定が完了すると、VPNはカスペルスキー(アプリ)を経由して動作するようになります。それと同時に、VPN機能はKaspersky Security Cloudおよびカスペルスキー VPN セキュアコネクションでは動作しなくなります。これらのアプリを削除できます。
VPNの設定をカスペルスキー(アプリ)へ移動させる際に、VPN通信は自動的にオフになります。
VPN設定を移動させるには、両方のアプリが同じマイ カスペルスキーアカウントに接続されている必要があります。複数のライセンスをお持ちで、それらを同時に使用する場合、カスタマーサービスにお問い合わせいただく必要があります。
気が変わった場合、カスペルスキー(アプリ)のかわりにカスペルスキー VPN セキュアコネクションを引き続き使用できます。カスペルスキー(アプリ)から設定を移動させることはできません。引き続きKaspersky Security Cloudまたはカスペルスキー VPN セキュアコネクションを使用する場合、VPN設定を手動で設定する必要があります。
ライセンスについて
お使いのマイ カスペルスキーアカウントにカスペルスキー VPN セキュアコネクションの無制限版のライセンスが登録されている場合、カスペルスキー(アプリ)からそのアカマイ カスペルスキーウントにログインすると、そのライセンスを使用できます。
カスペルスキー VPN セキュアコネクションで無記名ライセンスを使用していた場合、マイ カスペルスキーアカウントとの接続が必要になります。接続すると、ライセンスは無記名ではなくなります。
VPNの使用は、各国・地域の法律によって規制される場合があります。カスペルスキー VPNは、本製品の意図する本来の目的のみでご利用ください。
特定の国・地域におけるVPNの使用
一部の国・地域では、VPNの使用は法律により規制されています。詳細については、こちらの記事を参照してください。
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