端末で読み取るQRコードやバーコードには様々な種別の情報が含まれています。そのなかには端末を危険にさらす情報が含まれている可能性があります(フィッシングサイトへのリンクなど)。Secure QR Scannerは、読み取ったQRコードおよびバーコードに含まれているリンクの安全性を確認します。Secure QR Scannerを使用すると、コードに含まれている暗号化された情報に安全にアクセスできます。
本機能の基本的な使い方は次のとおりです。
QRコードをスキャンするには、次の操作を行います。
Secure QR Scannerが画像に自動的に焦点を合わせ、コード内の暗号化された情報を復号化します。
コード内で暗号化されている情報の種別に応じて、端末上にテキスト、Webサイトへのリンク、連絡先情報、またはWi-Fiネットワークの接続設定が表示されます。
本製品内の設定で履歴保存がオンになっている場合、Secure QR Scannerで読み取ったすべてのコードが履歴に保存されます。
QRコードまたはバーコードの内容の確認結果に関する最新情報を確認するには、履歴内で対象の読み取り履歴をタップします。本製品はリンクを再度確認し、最新の結果を表示します。
コード読み取り時の推奨事項
本機能の設定セクションで、次の操作を行えます。
この機能に対応している端末でのみバイブレーション機能を利用できます。
Secure QR Scannerは、Webサイトを開く前に、そのWebサイトにオンライン脅威が含まれていないかを確認します。本製品はKaspersky Security Networkのクラウドサービスを使用して確認を行います。Secure QR Scannerは、Kaspersky Security Networkのクラウドサービスに有効な脅威として登録されているWebサイトへのリンクを検知した場合、警告を表示します。本製品は、このようなリンクを赤色で強調表示します。このようなリンクをブラウザーで開いたり、端末の連絡先に保存することはできません。
カスペルスキーのデータベースへのオンラインアクセスを提供するクラウドサービスの基盤。データベースにはファイル、Webリソース、ソフトウェアの評価に関する情報が含まれており、その情報は常に更新されています。Kaspersky Security Networkのデータを使用することで、カスペルスキーの製品がより迅速に脅威に対応できるようになります。また、保護機能のパフォーマンスの向上や、誤検知の確率の低減にもつながります。
Webサイトを開くには、次の操作を行います。
Secure QR Scannerが画像に自動的に焦点を合わせ、コード内の暗号化されたリンクを復号化します。そのあとで、リンクに脅威が含まれていないかを確認します。リンクが安全な場合、本製品は確認結果を表示し、端末の既定のブラウザーでリンクを開くように促します。
Secure QR Scannerを使用して、QRコードにエンコードされた連絡先情報を識別できます。
QRコードの復号化後、次の操作を行えます。
悪意のあるリンクまたはフィッシングサイトへのリンクが検知された場合、そのリンクを端末の連絡先に追加することはできません。
Wi-Fiネットワークへ接続するには、次の操作を行います。
Secure QR Scannerが画像に自動的に焦点を合わせ、QRコードを解読します。次のWi-Fiネットワークの接続に関する情報が表示されます。
Android 10以前を実行中の端末を使用している場合、次の操作を行います。
Secure QR Scannerが画像に自動的に焦点を合わせ、QRコードを解読します。次のWi-Fiネットワークの接続に関する情報が表示されます。
Secure QR Scannerはクリップボードにネットワークのパスワードをコピーします。利用可能なWi-Fiネットワークの一覧が表示されます。