モバイル端末が紛失または盗難にあった場合、端末をロックし位置を特定することができます。端末を取り戻すことができない場合、端末からすべての情報を削除できます。マイ カスペルスキーから端末へコマンドを送信し、端末を遠隔で管理できます。
紛失したり盗難にあったりした端末の遠隔管理は、Kaspersky Phound!(日本語版の提供はありません)およびカスペルスキー(アプリ)が稼働しているモバイル端末でのみ利用可能です。端末を保護するには、最初に製品上で盗難対策機能を設定する必要があります。モバイル端末でコマンドを受信するためには、そのモバイル端末がオンになっており、インターネットに接続されている必要があります。カスペルスキーのオンラインヘルプで各製品のヘルプを参照してください。
モバイル端末にコマンドを送信するには、次の操作を行います。
モバイル端末を管理するためのウィンドウが表示されます。
コマンド実行のステータスおよび結果は、[盗難対策の履歴]セクションに表示されます。
次のコマンドをモバイル端末に送信できます。
このコマンドを実行すると、GPSとGSMを使用してモバイル端末をロックし、その位置を特定することができます。モバイル端末の位置情報は、結果セクションの地図上に表示されます。位置情報は、アカウント設定で指定されているメールアドレスにも送信されます。ロックされているモバイル端末の画面に表示するテキストを指定することもできます。
このコマンドを実行すると、モバイル端末をロックし、端末がミュートになっている場合でも端末でアラームを鳴らします。ロックされているモバイル端末の画面に表示するテキストを指定することもできます。
このコマンドを実行すると、モバイル端末をロックし、現在端末を使用している人物の写真を遠隔撮影できます。フロントカメラが付いているモバイル端末からのみ、遠隔撮影した写真を受信できます。フロントカメラが付いていない端末で、このコマンドを実行することはできません。遠隔撮影した写真は、結果セクションで表示できます。ロックされているモバイル端末の画面に表示するテキストを指定することもできます。
ドイツでは、遠隔撮影を行うことは法律で禁止されています。端末のロック機能のみ利用可能です。
このコマンドを実行すると、モバイル端末に保存されているすべてのデータが消去されます。モバイル端末は、工場出荷時の設定にリセットされます。
このコマンドをモバイル端末に送信すると、コマンドの実行後にカスペルスキー(アプリ)も削除されます。削除後は、モバイル端末でリモートコマンドを受信できなくなります。