暗号化された接続を変更する方法
暗号化された接続は、SSLおよびTLSプロトコルを使用して確立します。既定では、メール保護、迷惑メール対策、ネット決済保護、危険サイト診断、Webトラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントからの要求により、本製品がそのような接続をスキャンします。
暗号化された接続を変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを開きます。
- [詳細設定]ブロックで、[ネットワーク設定]をクリックします。
- [ネットワーク設定]ウィンドウで、[暗号化された接続のスキャン]セクションに移動します。
- 暗号化された接続でWebサイトに接続したときに実行する処理を選択します。
- 暗号化された接続をスキャンしない:暗号化された接続をスキャンしません。
- 保護機能の要求に応じて暗号化された接続をスキャンする:危険サイト診断の要求があったときのみ暗号化された接続をスキャンします。既定では、この処理が選択されています。
- 常に暗号化された接続をスキャンする:暗号化された接続を常にスキャンします。
[証明書を表示する]をクリックすると、よく知られているWebサイトに使用されている信頼する証明書のリストが記載されたウィンドウが表示されます。Webサイトの閲覧時に本製品の警告に表示される[信頼する証明書に追加して続ける]をクリックすると、証明書はこのリストに追加されます。リストに証明書を追加すると、Webサイトは信頼済みと認識されます。[信頼するルート証明書]ウィンドウで[追加する]および[削除する]ボタンを使用して証明書を追加または削除することができます。
コンピューター上に複数のユーザーアカウントをお持ちの場合、1つのユーザーアカウントで新しい証明書が追加されると、この証明書はすべてのユーザーの信頼する証明書のリストにも追加されることになります。
- 暗号化された接続のスキャンでエラーが発生したときに実行する処理を選択します。
- 無視する:この処理を選択した場合、スキャンでエラーが発生したWebサイトとの接続を切断します。
- 確認する:Webサイトとの暗号化された接続のスキャンでエラーが発生した場合、通知が表示され、処理を選択できます。
- 無視する:スキャンでエラーが発生したWebサイトとの接続を切断します。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストにWebサイトのアドレスが追加されます。信頼するアドレスの一覧に含まれているWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。このようなWebサイトは[信頼するアドレス]のリンクをクリックして表示できます。
既定では、このオプションがオンです。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストにWebサイトが追加されます。信頼するアドレスの一覧に含まれているWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。これらのWebサイトは[信頼するアドレス]をクリックして表示さる[信頼するアドレス]ウィンドウに表示されます。
- [信頼するアドレス]をクリックして[信頼するアドレス]ウィンドウを開き、次の操作を行います。
- [追加する]をクリックして、暗号化された接続のスキャンから除外するリストにWebサイトを追加します。
- [ドメイン名]にWebサイトのドメイン名を入力します。
- [追加する]をクリックします。
このWebサイトとの暗号化された接続はスキャンされません。Webサイトを信頼するアドレスのリストに追加することにより、ネット決済保護、危険サイト診断、Webトラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントでWebサイトをスキャンする機能が制限される場合があることに注意してください。
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