コンピューターのキーボードから入力したデータの保護について
コンピューターのキーボードでのデータ入力を保護することで、キーボードからWebサイトに入力されたデータの傍受を回避できます。キーボードでのデータ入力保護をオンにするには、ブラウザーでカスペルスキー プラグインをアクティベートする必要があります。コンピューターのキーボードからのデータ入力保護は、さまざまなWebサイトで設定できます。入力情報の漏洩防止を設定すると、カーソルがあるフィールドの隣に入力情報の漏洩防止がオンになったことを知らせるメッセージが表示されます。既定では、入力情報の漏洩防止は、インターネットコミュニケーション以外の全カテゴリのWebサイトでオンになっています。
データ入力の保護の制限事項
本製品のデータ入力保護機能には次の制限事項があります。
- 入力情報の漏洩防止は、Sandboxieアプリケーションで実行しているブラウザーでは使用できません。
- 個人情報の入力を要求するWebサイトがハッキングされている場合、個人情報がWebサイトから直接侵入者の手に渡るため、入力情報の漏洩防止は個人データを保護できません。入力情報の漏洩防止は次のブラウザーでのみ動作します: Chromium ベースの Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Mozilla Firefox ESR、カスペルスキー プラグインがインストールされて有効になっている Google Chrome。
- 保護機能は次の条件を満たすページに対してのみ動作します。
- URLアドレスのリストに登録されているか、入力情報の漏洩防止を必要とするカテゴリのページ。
- 保護されたブラウザー内でページが開かれている。
- ページがURLの除外リストに含まれていない。
- ページにパスワード入力のフィールドがある:同時に、本製品の設定で[すべてのWebサイトのパスワード入力フィールド]がオンになっている必要があります。
- チェックボックスがオンになっているかどうかを確認するには、[プライバシー設定] - [データ入力保護] - [入力情報の漏洩防止]の順に選択します。
- 保護機能は次の条件を満たすフィールドに対してのみ動作します。
- 入力フィールドが1行で、HTMLタグ "<input>" に対応している。
- 入力フィールドが非表示になっていない: type 属性が "hidden" でなく、表示フィールドの CSS スタイルが "none" でない。
- 入力フィールドの種別がsubmit、radio、checkbox、button、imageでない。
- 入力フィールドが読み取り専用(readOnly)でない。
- 入力フィールドが入力可能(get focus)である。
- 入力フィールドに最大長(maxlength)属性が設定されている場合、最小文字数は3文字以上に設定されている。
- 保護機能は次の場合は動作しません:
- データ入力にIME技術が使用されている。
- 入力フィールドはパスワード入力フィールドでない。
本製品をインストールした後で、コンピューターを再起動する前の期間、本製品はどのアプリケーションに対しても、ユーザーが入力した最初の文字を読み取りません。
問題がある場合は、マイ カスペルスキーからカスペルスキーのテクニカルサポートに詳細な説明を加えてリクエストを送信してください。
マイ カスペルスキーを使用した操作の詳細についてはヘルプを参照してください。
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