オペレーティングシステムのぜい弱な設定について

コンピューターの使用中、ユーザー自身の操作やインストールされたアプリケーションが行った操作によって、オペレーティングシステムの設定が変更される場合があります。オペレーティングシステムの設定が変更されると、コンピューターのセキュリティが弱体化する場合があります。たとえば、ブラウザーで現在のユーザー名とパスワードでの自動サインインがオンになっている場合、サードパーティのWebサイトがパスワードを読み取ることができることがあります。

オペレーティングシステムのぜい弱な設定は、2種類に分類されます。

既定では、本製品は1日に1回以上の頻度で、オペレーティングシステムにぜい弱な設定がないかをスキャンします。オペレーティングシステムでぜい弱な設定を検知した場合、設定の修正を促す通知を表示します。それぞれのぜい弱性に関して詳しくは、製品ウィンドウで関連する設定の隣にあるリンクをクリックします。

通知ウィンドウのリンクをクリックすると、オペレーティングシステムで検出されたぜい弱な設定を表示する[ぜい弱設定スキャン]ウィンドウを表示することができます。ぜい弱な設定に関する情報は、通知センターにも表示されます。ぜい弱設定の確認と修正は通知センターから行えます。

ぜい弱設定スキャン]ウィンドウでは、次の操作を行うことができます。

本製品は、コンピューターのすべてのユーザーアカウントに対してオペレーティングシステムのぜい弱な設定を検出します。管理者アカウントでオペレーティングシステムにログインした場合のみ、他のユーザーアカウントのぜい弱な設定を修正することができます。

コンピューターの管理者でない場合は、自分のユーザーアカウントに対してのみぜい弱な設定を無視することができます。コンピューターの管理者のみ、すべてのユーザーアカウントのぜい弱な設定を無視することができます。

ぜい弱な設定のスキャンを手動で開始する、またはぜい弱な設定のスキャンをオフにすることができます。

マイ カスペルスキーから遠隔でコンピューターの保護を管理して、ぜい弱な設定を修正するコマンドを送信することができます。

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