Windows デバイスでのファイル脅威対策コンポーネントの設定

ファイル脅威対策コンポーネントを使用すると、コンピューター上のファイルシステムへの感染を回避し、ファイルへのアクセス試行をインターセプトして分析することにより、コンピューターのファイルシステムをリアルタイムで保護できます。既定では、デバイスでセキュリティ製品が起動すると、このコンポーネントが開始します。ファイル脅威対策はコンピューターのメモリに常駐し、コンピューターおよび接続されているすべてのドライブで開かれるファイル、保存されるファイル、実行されるファイル、これらすべてのファイルをスキャンします。ファイル脅威対策は、ファイルへのアクセス試行をすべてインターセプトして、ファイルにマルウェアがないかスキャンします。

Windows デバイスでファイル脅威対策コンポーネントを設定するには:

  1. Kaspersky Next 管理コンソールを開きます
  2. セキュリティ管理]→[セキュリティプロファイル]の順に選択します。

    セキュリティプロファイル]セクションには、Kaspersky Next で設定されたセキュリティプロファイルのリストが表示されます。

  3. リストから、ファイル脅威対策コンポーネントを設定するデバイスのセキュリティプロファイルを選択します。
  4. プロファイル名のリンクをクリックすると、セキュリティプロファイルのプロパティウィンドウが表示されます。

    セキュリティプロファイルのプロパティウィンドウには、すべてのデバイスで使用可能な設定が表示されます。

  5. Windows]グループで、[セキュリティ設定]セクションを選択します。
  6. スイッチを[ファイル脅威対策が有効です]に切り替えます。
  7. ファイル脅威対策が有効です]スイッチの下にある[設定]をクリックします。

    ファイル脅威対策コンポーネントの設定ページが表示されます。

  8. セキュリティレベル]セクションで、デバイス保護の要件を満たすセキュリティレベルを選択します。

    選択したセキュリティレベルの設定がレベルのリストの下に表示されます。

  9. 必要に応じて、ネットワークドライブのスキャンの下で、保護範囲がネットワークドライブを含む必要があるかどうかを指定します。

    既定では、ネットワークドライブは保護範囲に含まれています。たとえば、次のような理由で除外する場合が考えられます:

    • スキャン時間を短縮する。ハードドライブ、リムーバブルドライブに加えてネットワークドライブをスキャンすると時間がかかるので、その時間を短縮したい場合があります。
    • ファイル脅威対策の処理時間を短縮するには:ネットワークドライブが保護範囲に含まれている場合、そのドライブを使用するデバイスもすべてドライブと一緒にスキャンされます。また、ネットワークドライブが接続されたサーバーにカスペルスキーのセキュリティ製品がインストールされている場合、これらのドライブもサーバーのローカルドライブとしてスキャンされます。
  10. 保存]をクリックします。

セキュリティプロファイルが適用されると、Windows デバイスでファイル脅威対策コンポーネントが有効になります。このコンポーネントは、定義された設定に従って Windows デバイスをスキャンします。

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