ファイアウォール

Windows、Linux 向け

ファイアウォールは、インターネットまたはローカルネットワークでの作業中に、コンピューターへの不正な接続をブロックします。ファイアウォールは、コンピューター上のアプリケーションのネットワーク動作も制御します。これにより、個人情報の盗難やその他の攻撃から企業 LAN を保護できます。このコンポーネントは、定義データベース、Kaspersky Security Network クラウドサービス、および事前定義されたネットワークルールを使用してコンピューターを保護します。

Pro View のファイアウォール設定

パラメータ

OS

説明

ネットワークパケットルール

Windows

Linux

ネットワークパケットルールのリストのテーブル。ネットワークパケットルールはアプリケーションに関係なく、ネットワークパケットに制限を加えるために使用します。このルールにより、選択したデータプロトコルの、特定のポートを通じた、受信ネットワークトラフィックと送信ネットワークトラフィックが制限されます。

このテーブルには、Microsoft Windows および Linux オペレーティングシステムで動作しているコンピューターのネットワークトラフィックを最適に保護するために、カスペルスキーが推奨する設定済みのネットワークパケットルールがリスト表示されます。

ファイアウォールでは、各ネットワークパケットルールに実行優先度が設定されます。ファイアウォールは、ネットワークパケットルールのリストに表示されているネットワークパケットルールを、上から下に順番に処理します。ネットワーク接続ごとに適用可能な最上位のネットワークパケットルールが検出され、ネットワークの動作を許可またはブロックすることによって、そのルールが適用されます。それぞれのネットワーク接続に対して、適用されたルールよりも優先度が低いネットワークパケットルールはすべてファイアウォールによって無視されます。

ネットワークパケットルールの優先順位は、アプリケーションのネットワークルールよりも高くなります。

使用可能なネットワーク

Windows

Linux

このテーブルには、ファイアウォールによって検知されるコンピューターのネットワーク接続に関する情報が表示されます。

既定では、[パブリックネットワーク]ステータスがインターネットに割り当てられます。インターネットのステータスは変更できません。

利用可能なネットワーク接続の種別は次のとおりです:

  • パブリックネットワーク:ネットワークは、ウイルス対策アプリケーション、ファイアウォール、またはフィルター(カフェの Wi-Fi など)によって保護されていません。ユーザーがこのようなネットワークに接続されているコンピューターを操作するときに、ファイアウォールはこのコンピューターのファイルやプリンターへのアクセスをブロックします。外部ユーザーが、このコンピューターの共有フォルダーからデータにアクセスすることも、このコンピューターのデスクトップにリモートアクセスすることもできません。ファイアウォールは、各アプリケーションのネットワークの動作を、各アプリケーションに設定されたネットワークルールに従ってフィルタリングします。
  • プライベートネットワーク:このコンピューター上のファイルやプリンターへのアクセスが制限されているユーザーのネットワーク(企業 LAN やホームネットワークなど)。
  • 信頼するネットワーク:コンピューターが攻撃や不正なデータアクセスの危険にさらされていない安全なネットワーク。このステータスのネットワーク内では、ファイアウォールは、すべてのネットワークアクティビティを許可します。

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