ファイルアンチウイルスでのヒューリスティック分析の使用

ファイルアンチウイルスは、「シグネチャ分析」と呼ばれる技術を使用します。ファイルアンチウイルスのシグネチャ分析では、検知されたオブジェクトと定義データベース内のレコードが照合されます。カスペルスキーのエキスパートの推奨に従い、シグネチャ分析は常に有効になっています。

保護の有効性を高めるには、ヒューリスティック分析を使用します。ファイルアンチウイルスのヒューリスティック分析では、オペレーティングシステム内のオブジェクト活動が分析されます。ヒューリスティック分析を使用することで、定義データベースに現在レコードが存在しない新しい悪意のあるオブジェクトを検知できます。

ファイルアンチウイルスの動作でのヒューリスティック分析の使用方法を設定するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護対象仮想マシンが所属する管理グループのフォルダーを開きます。
  3. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  4. ポリシーのリストから Light Agent for Linux ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
  5. ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[ファイルアンチウイルス]を選択します。
  6. ウィンドウの右側にある[セキュリティレベル]セクションで、[設定]をクリックします。
  7. 表示される[ファイルアンチウイルス]ウィンドウの[パフォーマンス]タブにある[スキャン方法]セクションで、次のいずれかの操作を実行します:
    • ファイルアンチウイルスでヒューリスティック分析を使用する場合は、[ヒューリスティック分析]をオンにして、スライダーでヒューリスティック分析のいずれかのレベルを設定します:[]、[]、[]。
    • ファイルアンチウイルスでヒューリスティック分析を使用しない場合は、[ヒューリスティック分析]をオフにします。
  8. ファイルアンチウイルス]ウィンドウで[OK]をクリックします。
  9. 適用]をクリックします。
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