感染したファイルを検知した時に実行する処理を指定できます。
感染したファイルに対して実行する処理を指定するには、次のコマンドを実行します:
lightagent scan [<
ファイルまたはフォルダーのパス
>] [--i<0-4>]
各パラメータの説明:
<
ファイルまたはフォルダーのパス
>
- ウイルスなどのマルウェアをスキャンするファイルまたはフォルダーのパス。ファイルまたはフォルダーのパスを指定しない場合、保護対象仮想マシンのファイルシステムにあるすべてのオブジェクトがスキャンされます。i0
- 感染したファイルを検知すると、通知を実行します。このパラメータを指定すると、Kaspersky Security は、感染したファイルを検知したことをユーザーに通知します。i1
- 感染したファイルを検知すると、駆除を実行します。このパラメータを指定すると、Kaspersky Security は、感染が検知されたすべてのファイルの駆除を自動的に試行します。駆除に失敗した場合、ファイルは変更されません。i2
- 感染したファイルを検知すると、駆除を実行します。駆除できない場合は削除する。複合ファイルが駆除も削除もできない場合、スキップします。このパラメータを指定すると、Kaspersky Security は、感染が検知されたすべてのファイルの駆除を自動的に試行します。駆除に失敗した場合、ファイルを削除します。感染したファイルが複合ファイルの一部であるため削除できない場合、ファイルは変更されません。i3
- 感染したファイルを検知すると、駆除を実行します。駆除できない場合は削除する]が既定でオンになっています。このパラメータを指定すると、Kaspersky Security は、感染が検知されたすべてのファイルの駆除を自動的に試行します。駆除に失敗した場合、ファイルを削除します。感染したファイルが複合ファイルの一部であるため削除できない場合、複合ファイル全体を削除します。既定ではこの処理が実行されます。i4
- 感染したファイルを検知すると、削除を実行します。このパラメータを指定すると、感染したファイルのバックアップコピーを作成して、ファイルを自動的に削除します。感染したファイルが複合ファイルの一部であるため削除できない場合、複合ファイル全体を削除します。