Kaspersky Security をマルチテナンシーモードで使用する場合、プロバイダー組織のインフラストラクチャ(以下、「プロバイダー」ともいいます)にインストールされた 1 つの Kaspersky Security インスタンスで、テナント組織の分離された仮想インフラストラクチャ、または 1 つのテナント組織(以下、「テナント」ともいいます)の分離されたユニットを保護することができます。
マルチテナンシーモードでの Kaspersky Security の導入と使用手順は、Integration Server REST API のツールによって自動化されています。
Kaspersky Security をマルチテナンシーモードで使用するシナリオは、次の通りです:
Integration Server REST API を使用しない方法でテナントの保護インフラストラクチャを導入済みである場合、既存のテナントとその仮想マシンを登録してテナントの保護レポートを受信できます。
Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent を使用すると、Kaspersky Security for Virtualization 5.1 Light Agent がインストールされているテナントの仮想インフラストラクチャの保護を管理できます。ポリシーは、Light Agent バージョン 5.1 がインストールされている仮想マシンの保護を有効または無効にするために使用されます。Light Agent 5.2 がインストールされている仮想マシンの保護を有効または無効にするために、保護を有効化または無効化するポリシーは必要ありません。