保護対象仮想マシンで Light Agent for Windows のアンインストールと再インストールを(Kaspersky Security Center を使用せずに)ローカルマシン上の操作で実行すると、Light Agent for Windows はイベントの情報を Kaspersky Security Center に送信できなくなります。この問題は、Light Agent for Windows を再起動すると解決されます。
Light Agent をインストールするフォルダー名に非ラテン文字が含まれていると、Microsoft Outlook にメールスキャンプラグインがインストールされません。
Light Agent と Protection Server のタイムゾーンが異なる場合、スケジュールされたタスクの実際の開始時刻が設定された開始時刻と異なる場合があります。Light Agent は、Light Agent でのタイムゾーン設定にかかわらず、Protection Server の時間設定に従って、利用可能なライセンス、アップデート、定義データベースのロールバックに関する情報を受信します。Protection Server のタイムゾーンは UTC に設定されています。
保護対象仮想マシンがスリープまたは休止状態から復帰した時に、Protection Server との接続が一時的に失われることがあります。アクセスされたオブジェクトは、接続が確立された時にスキャンされます。
共有の Windows ネットワークリソース(SMB)にあるファイルをスキャンしようとすると、Windows 7 または Windows 2008 R2 で動作する保護対象仮想マシンがクラッシュする(BSOD)ことがあります。この問題を解決するには、Windows 修正プログラムをインストールします(詳細は Microsoft のテクニカルサポートサイトを参照してください)。
Windows Server 2012 R2 以降で動作している Hyper-V ハイパーバイザーに SVM をインストールする場合、ビルトイン Administrator アカウント以外のローカルユーザーアカウントを使用してインストールすることはできません。SVM を導入するには、ドメインアカウントかビルトイン Administrator ローカルアカウントを使用します。
Light Agent のローカルインターフェイスからは、アプリケーション起動コントロールによってブロックされたアプリケーションの起動許可申請メールが Kaspersky Security Center 管理者に送信されません。
Integration Server データベース、Kaspersky Security Center データベース、本製品のすべての設定を正しくバックアップコピーするには、仮想マシンのバックアップを Kaspersky Security Center サーバーとともに使用する必要があります。
本製品のアンインストール時に内部エラー 2318 が表示された場合、Kaspersky Security Center 管理コンソールで本製品を停止してから、アンインストールを再試行する必要があります。
Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンで、タスクを非特権ユーザーとして開始することはできません。
保護対象仮想マシンへの Light Agent for Windows のインストール時に、競合を回避する目的で Windows ファイアウォールが無効になります。Light Agent のインストール完了後に、Light Agent のファイアウォール機能コンポーネントを無効にして Windows ファイアウォールを手動で有効にできるようになります。
ネットワークコントローラーの役割のある Windows Server 2016 ゲストオペレーティングシステムでは Light Agent for Windows が動作しません。ネットワークコントローラーの役割を使用する必要がある場合、Light Agent for Windows のファイルアンチウイルスの機能コンポーネントのみをインストールしてください。
Light Agent for Windows インストールウィザードは、Windows の動作モードを自動判定しません。そのため、Server Core モードで動作するオペレーティングシステムに Light Agent for Windows をインストールする場合は、/s キーを指定してサイレントモードで実行する必要があります。
Light Agent for Linux がインストールされた仮想マシンで[ウイルススキャン]グループタスクを実行する際、サブフォルダーをスキャンする([オブジェクトの選択]ウィンドウで[サブフォルダーを含める]をオンにする)場合は、スキャンするオブジェクトのパス([オブジェクト])で、マスクの末尾の文字を「*」にしないでください。スキャンするオブジェクトのパスで、マスクの末尾に「*」が使用されていると、サブフォルダーがスキャンされません。
Integration Server のインストール中に Integration Server 管理者アカウント(admin)のパスワードを作成する際に、文字「|」「;」「=」は使用できません。
Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーで Veeam Backup 9.5 を使用して SVM のドライブバックアップを作成しようとすると、エラーが発生します。この問題を解決するには、SVM を Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザークラスターの別のノードに移動させてから、元のノードに戻してください。
本製品をコンピューターにインストールし動作させるには、汎用 C ランタイムの更新プログラムを、Microsoft Web サイトの記述に従って Windows オペレーティングシステムにインストールする必要があります。
ハイパーバイザーまたは VMware vCenter Server の証明書を変更した場合、Integration Server コンソールの[インフラストラクチャの接続設定]セクションに、ハイパーバイザーまたは VMware vCenter Server との接続に関するエラーが表示されます。Integration Server とハイパーバイザーまたは VMware vCenter Server との接続を回復するには、次の手順を実行する必要があります:
Integration Server コンソールで、[SVM の管理]セクションに移動し、[SVM の管理]をクリックします。
ウィザードを使用して Kaspersky Security Center のポリシーとタスクを一括変換している保護対象仮想マシンで実行されるタスクは変換できません。
Kaspersky Security Center Web コンソールを使用した Light Agent for Windows および Light Agent for Linux のリモートインストールはサポートされていません。管理コンソールを使用して、Light Agent をリモートでインストールできます。
Kaspersky Security Center Web コンソールでの作業時に、Integration Server から受信した証明書が信頼されないものとして識別され、[無視]オプションを選択して証明書の ID を確認した場合、選択内容は記憶されず、次の接続時に証明書エラーが再度表示されます。
Kaspersky Security Center Web コンソールでは、Kaspersky Security の機能領域へのアクセス権の区別はサポートされていません。
Kaspersky Security 管理 Web プラグインがアップデートまたはアンインストールされると、追加の Web プラグイン操作設定を含むファイル(AdvancedPluginSettings.json)も削除されます。これらのファイルを使用する場合は、Web プラグインのアップデート後に、ファイルを再度作成して設定してください。
Kaspersky Security Center Web コンソールでポリシーとタスクの設定を変更すると、変更の確定を待機中であることを示すウィンドウでの動作はサポートされません。
アプリケーションコントロールルール(アプリケーション権限コントロール)と、アプリケーションまたはアプリケーショングループのネットワークルール(ファイアウォール)は、Kaspersky Security Center Web コンソールでは設定できません。アプリケーションコントロールルール(アプリケーション権限コントロール)と、アプリケーションまたはアプリケーショングループのネットワークルール(ファイアウォール)は、管理コンソールで設定できます。
Kaspersky Security Center Web コンソールは、ファイアウォールのネットワークパケットルールの追加、削除、順序の変更をサポートしていません。Web コンソールは、ファイアウォールのネットワークパケットルールの追加、削除、順序の変更は、管理コンソールで実行可能です。
Kaspersky Security Center Web コンソールは、次の種別のポリシープロファイルの有効化ルールの設定をサポートしていません:Active Directory の使用ルール、特定のデバイス所有者のルール、ハードウェア特性のルール。必要に応じて、ポリシープロファイルを有効化するこれらのルールを管理コンソールで設定できます。
Kaspersky Security Center Web コンソールでイベント選択を正しく表示するには、[監視とレポート]→[イベント選択]セクションで、[新規のイベントの抽出]ウィンドウで抽出を追加する時に、最初に Web プラグインのバージョン 5.2.0.0 を指定し、次にリストから必要な Web プラグイン名を選択します(以前に選択されていた場合でも可)。
プロセッサコア数またはプロセッサ数を制限するライセンス情報を使用するライセンス単位の数が、Citrix Hypervisor プラットフォームの仮想インフラストラクチャで正しく検出されません。Kaspersky Security Center のライセンス使用レポートで情報が正しく表示されず、これらのライセンスの上限を超過しているというイベントが生成されます。
Light Agent for Windows が Windows 7 または Windows Server 2008 R2 SP を実行する仮想マシンにインストールする場合、その仮想マシンの Light Agent をバージョン 5.2 へローカルでアップグレードしてから、オペレーティングシステムを再起動してください。Light Agent は、オペレーティングシステムが再起動されるまで起動しません。