コマンドラインでは、InterceptorMode
、InterceptorFallbackStrategy
、および InterceptorApplyStrategy
の全般設定を使用して、システムイベントインターセプターを設定できます。
これらの設定は、OS が fanotify に対応し、アップデート可能なカーネルモジュールのインストール要件を満たしているデバイスでのみ表示され、変更できます。この設定は、本製品が標準モードで使用される場合にのみ適用されます。
コマンドラインスイッチまたはアプリケーションの全般設定をすべて含む設定情報ファイルを使用して、設定値を変更できます。
InterceptorMode
を使用すると、本製品で使用されるシステムイベントインターセプターメカニズムを選択できます。この設定は次の値を使用できます:
UseFanotify
– fanotify テクノロジーを使用してシステムイベントを遮断します。UseUpdatableKernelModule
– 更新可能なカーネルモジュールを使用してシステムイベントを遮断します。アップデート可能なカーネルモジュールを選択した場合、InterceptorFallbackStrategy
設定が適用されます。この設定では、アップデート可能なカーネルモジュールの起動に失敗した場合の本製品の動作を指定できます。この設定は次の値を使用できます:
FallbackToFanotify
は、アップデート可能なカーネルモジュールの起動に失敗した場合に備えて、システムイベントインターセプターメカニズムを fanotify に切り替えます。FallbackToLimitedMode
は、アップデート可能なカーネルモジュールの起動に失敗した場合に備えて、システムイベントインターセプターをオフにします。本製品がシステムイベントインターセプターを使用しない場合、リアルタイムスキャンは実行されず、デバイスの保護レベルが低下します。アップデート可能なカーネルモジュールを選択した場合、InterceptorApplyStrategy
設定が適用されます。本製品がアップデート可能なカーネルモジュールの使用に切り替えた場合、モジュールを起動するには本製品を再起動する必要があります。この設定では、本製品を自動的に再起動するか、手動で再起動するかを指定できます。
RestartService
は、アップデート可能なカーネルモジュールを起動するために本製品を自動的に再起動します。RestartServiceManually
は、ユーザーが本製品を手動で再起動した後に、アップデート可能なカーネルモジュールを起動します。更新可能なカーネルモジュールの使用に切り替えるには、本製品を自動的に再起動することを推奨します。本製品を再起動した後、更新可能なカーネルモジュールを手動で起動すると、アプリケーションエラーが発生する可能性があります。
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