コマンドラインでのふるまい検知の設定
Behavior_Detection の事前定義済みタスクを使用することで、コマンドライン経由でオペレーティングシステムのアプリケーション Behavior Detection を管理できます。
ふるまい検知は既定で実行します。タスクは、手動で開始および停止できます。
ふるまい検知の事前定義済みタスクの設定を編集することで、ふるまい検知を設定できます。
ふるまい検知タスクの設定
|
|
|
設定
|
説明
|
値
|
UseTrustedPrograms
|
プロセスをスキャンから除外します。
|
Yes – 指定されたプロセスの動作をスキャンしません。
No (既定値)– すべての Web サイトをスキャンします。
|
TaskMode
|
悪意のある活動がオペレーティングシステムで検知された時に実行される処理。
|
Block (既定値)– 悪意のある活動を実行中のアプリケーションのプロセスを終了します。
Notify – 悪意のある活動を実行するプロセスを終了しません。悪意のある活動の検知の、イベントログへの記録のみ実行します。
|
UseAEP
|
脆弱性攻撃ブロックコンポーネントを有効にします。
|
[Yes] を選択すると、脆弱性攻撃ブロックが有効になります。
[No] (既定)の場合、脆弱性攻撃ブロックが無効になります。
|
AEPMode
|
脆弱性攻撃が検知されたときに行うべき処理です。
|
[ブロック] (既定)に設定すると、脆弱性攻撃の悪意のあるアクティビティがブロックされ、イベントがログに記録されます。
[通知] に設定すると、脆弱性攻撃のアクティビティはブロックされず、検知された脆弱性攻撃に関する情報のみがイベントログに記録されます。
|
[TrustedPrograms.item_#] セクションには、スキャンから除外されたプロセスが含まれます。Kaspersky Endpoint Security は、指定したプロセスの活動を監視しません。
|
ProgramPath
|
除外するプロセスのパス。
|
< プロセスへの完全パス > – 指定されたローカルディレクトリ内のプロセスはスキャンされません。パスの指定にマスクを使用できます。
アスタリスク記号「* 」を使用して、ファイル名またはディレクトリ名のマスクを作成できます。
ファイル名またはディレクトリ名の「/ 」記号の前にある任意の文字数の文字列(0 文字の場合を含む)を表す「* 」記号を 1 つ指定することができます。例:「/dir/*/file 」または「/dir/*/*/file 」
2 つの連続する「* 」記号は、ファイル名またはディレクトリ名における「/ 」記号を含む任意の文字数の文字列(0 文字の場合も含む)を示します。例:「/dir/**/file*/ 」または「/dir/file**/ 」
アスタリスク記号を 2 文字連続させた「** 」というマスク表現は、ディレクトリ名で 1 回のみ使用できます。たとえば、「/dir/**/**/file 」は不適切なマスク表現となります。
ファイル名またはディレクトリ名には、? 文字を使用して任意の文字を表示できます。
|
ApplyToDescendants
|
ProgramPath 設定で指定された除外対象プロセスの子プロセスをスキャンから除外します。
|
Yes – 指定したプロセスとそのすべての子プロセスをスキャンから除外します。
No (既定値)– 指定したプロセスのみをスキャンから除外し、子プロセスはスキャンから除外しません。
|
ProgramDesc
|
除外されるプロセスの説明。
|
|
UseTrustedProgram
|
指定されたプロセスのアクティビティをスキャンから除外します。
|
Yes (既定値)– 指定されたプロセスのアクティビティをスキャンから除外します。
No – 指定されたプロセスのアクティビティをスキャンから除外しません。
|
UseTrustedProgramForDetects
|
ふるまい検知によるスキャンからプロセスのアクティビティを除外します。
|
[Yes] に設定すると、指定されたプロセスのアクティビティはふるまい検知によるスキャンから除外されます。
[No] (既定)に設定すると、指定されたプロセスのアクティビティはふるまい検知によるスキャンから除外されません。
|
UseTrustedProgramForMDRAndEDR
|
MDR および EDR (KATA) コンポーネントによるスキャンからプロセスのアクティビティを除外します。
|
[Yes] に設定すると、指定されたプロセスのアクティビティは、MDR および EDR (KATA) コンポーネントによるスキャンから除外されます。
[No] に設定すると、指定されたプロセスのアクティビティは、MDR および EDR (KATA) コンポーネントによるスキャンから除外されません。
|
ページのトップに戻る