コマンドラインでの隔離設定の編集

コマンドラインでは、本製品の全般設定QuarantineSizeLimitQuarantineFillingNotification および QuarantineBackupFolder 設定を使用して隔離を構成できます。

コマンドラインスイッチまたはアプリケーションの全般設定をすべて含む設定情報ファイルを使用して、設定値を変更できます。

隔離設定

設定

説明

QuarantineFillingNotification

隔離の容量に達したことを示すイベントを生成するために必要な隔離の使用割合。

隔離が容量に達したことに関するイベントの生成を無効にするには、0 を入力します。

0–100

0 – 隔離が容量に達したことに関するイベントの生成は無効です。

既定値:90

QuarantineSizeLimit

隔離の最大サイズ(メガバイト単位)。隔離の最大サイズに到達すると、最も古いファイルから削除されます。

隔離のサイズを無制限にするには、0 を入力します。

0 ~ 999999

0 は隔離のサイズが無制限でないことを意味します。

アプリケーションが標準モードで使用されている場合の既定値は 200 で、アプリケーションが Light Agent モードで使用されている場合の既定値は 100 です。

QuarantineBackupFolder

バックアップおよび隔離オブジェクトが保存されるディレクトリへのパス。既定のディレクトリとは異なるディレクトリを指定できます。バックアップおよび隔離オブジェクトを保存するディレクトリとして、任意のデバイス上のディレクトリを使用できます。Samba プロトコルや NFS プロトコルでマウントされているような、リモートデバイスにあるディレクトリは割り当てないでください。

指定したディレクトリが存在しない、または使用できない場合、既定のディレクトリが使用されます。

既定値:/var/opt/kaspersky/kesl/common/objects-backup/

既定のディレクトリにアクセスするには、root 権限が必要です。

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