アップデート可能なカーネルモジュールをインストールできるかどうかの確認
Kaspersky ULKM ツールを使用して、デバイスがアップデート可能なカーネルモジュールのインストール要件を満たしているかどうかを確認できます。
Kaspersky Security Center Web コンソールまたは管理コンソールを使用してこのツールを実行する方法
- [Kaspersky Endpoint Security for Linux]セクションにあるアプリケーションのダウンロードページから ulkmtool.zip 圧縮ファイルをダウンロードします。
- ユーティリティのインストールパッケージを作成します。
Web コンソールでのインストールパッケージの作成
- ダウンロードした ulkmtool.zip 圧縮ファイルを、Kaspersky Security Center 管理サーバーがアクセスできるフォルダーに配置します。
- Web コンソールのメインウィンドウで、以下のセクションのいずれかを選択します:
- [デバイスの検出と導入]→[導入と割り当て]→[インストールパッケージ]。
- [操作]→[リポジトリ]→[インストールパッケージ]。
管理サーバーで使用可能なインストールパッケージのリストが開きます。
- [追加]をクリックします。
インストールパッケージの作成ウィザードが開始されます。
- インストールパッケージの作成方法として、「ファイルからインストールパッケージを作成する」を選択します。
- 新しいインストールパッケージの名前を入力し、[参照]をクリックして、ダウンロードした ulkmtool.zip 圧縮ファイルへのパスを指定します。
- ウィザードを完了します。
インストールパッケージが作成され、インストールパッケージのリストに追加されます。
管理コンソールでのインストールパッケージの作成
- アーカイブ ulkmtool.zip を Kaspersky Security Center 管理サーバーがアクセスできるフォルダーに解凍します。
- コンソールツリーで、[詳細]→[リモートインストール]→[インストールパッケージ]の順に選択します。
管理サーバーで使用可能なインストールパッケージのリストが開きます。
- [インストールパッケージの作成]をクリックします。
インストールパッケージの作成ウィザードが開始されます。
- カスペルスキー製品のインストールパッケージを作成するボタンをクリックします。
- 新しいインストールパッケージの名前を指定して、ウィザードの次のステップに進みます。
- [参照]ボタンをクリックし、ulkmtool.kud ファイルへのパスを指定します。このファイルはアーカイブ ulkmtool.zip を解凍したフォルダーにあります。
ウィザードの次のステップに進みます。
- ファイルダウンローダーが完了するまで待ってからウィザードを終了します。
インストールパッケージが作成され、インストールパッケージのリストに追加されます。
- アップデート可能なカーネルモジュールのインストール要件に準拠しているかどうかを確認するデバイスに対して、リモートアプリケーションインストールタスクを作成して実行します。タスク設定で、作成したインストールパッケージを選択します。
各デバイスのタスク結果は、デバイスがアップデート可能なカーネルモジュールのインストールと操作に対応しているかどうかを示します。
タスクのタスク結果に基づいて、各デバイスにタグが付けられます。
- UpdatableKernelModule=No は、デバイスがアップデート可能なカーネルモジュールのインストールに対応していないことを意味します。
- UpdatableKernelModule=Yes は、デバイスがアップデート可能なカーネルモジュールをインストールして実行するための要件を満たしていることを意味します。
- UpdatableKernelModule=Use は、更新可能なカーネルモジュールがデバイスにインストールされていて、稼働していることを意味します。
- UpdatableKernelModule=Error は、更新可能なカーネルモジュールがデバイスにインストールされているが、モジュールの起動時にエラーが発生し、モジュールが実行されていないことを意味します。
これらのタグを使用してデバイス選択を作成できます。たとえば、アップデート可能なカーネルモジュールの要件を満たすデバイスを選択し、これらのデバイスにアップデート可能なカーネルモジュールを含むKaspersky Endpoint Security をインストールできます。
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