トレースファイルの内容と保存場所

収集したデータの安全性の確保はユーザー個人に責任があります。コンピューターに保存されている収集したデータがカスペルスキーに送信されるまでは、そのデータの監視とアクセスの制限に留意してください。

本製品を使用している限り、トレースファイルは読めないように変更された形式でコンピューターに保存されます。本製品が削除されると、トレースファイルは恒久的に削除されます。

トレースファイルは、フォルダー <ドライブ名>\ProgramData\Kaspersky Lab に保存されます。

トレースファイルの名前は次のような形式になります:KES<version number_dateXX.XX_timeXX.XX_pidXXX.><トレースファイルの種別>.log.enc1

認証エージェントのトレースファイルは、次の名前でシステムボリューム情報フォルダーに保存されます:KLFDE.{EB2A5993-DFC8-41a1-B050-F0824113A33A}.PBELOG.bin

トレースファイルに保存されたデータを確認できます。データの確認方法については、カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。

すべてのトレースファイルには、次の共通データが含まれます:

SRV.log、GUI.log、ALL.log トレースファイルの内容

SRV.log、GUI.log、ALL.log トレースファイルは、共通データの他に次の情報を保存する場合があります:

HST.log、BL.log、Dumpwriter.log、WD.log、AVPCon.dll.log トレースファイルの内容

HST.log トレースファイルには、共通データの他に、定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートタスクの実行に関する情報が含まれます。

BL.log トレースファイルには、共通データの他に、本製品の動作中に発生したイベントの情報と、本製品のエラーを解決するために必要なデータが含まれます。このファイルは、本製品が avp.exe -bl パラメータで開始された場合に作成されます。

Dumpwriter.log トレースファイルには、共通データの他に、ダンプファイルが書き込まれる際に発生するエラーの解決に必要なサービス情報が含まれます。

WD.log トレースファイルには、共通データの他に、ソフトウェアモジュールのアップデートイベントを含め、avpsus サービスの操作中に発生したイベントに関する情報が含まれます。

AVPCon.dll.log トレースファイルには、共通データの他に、Kaspersky Security Center 接続モジュールの動作中に発生したイベントに関する情報が含まれます。

プラグインのトレースファイルの内容

プラグインのトレースファイルには、共通データの他に次の情報が含まれます:

認証エージェントのトレースファイルの内容

認証エージェントのトレースファイルには、共通データの他に、認証エージェントの動作および認証エージェントを使用してユーザーにより実行された動作に関する情報が含まれます。

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