コンポーネントの変更

製品のインストール中に、使用可能なコンポーネントを選択できます。使用可能な製品コンポーネントは、次の方法で変更できます:

製品コンポーネントを変更する際は、次の事項に留意してください:

管理コンソール(MMC)で製品コンポーネントを追加または削除する方法

Web コンソールおよび Cloud コンソールで製品コンポーネントを追加または削除する方法

Kaspersky Endpoint Security のインストール、アップデート、アンインストール時に、エラーが発生することがあります。これらのエラーの解決方法については、テクニカルサポートのナレッジベースを参照してください。

タスクの詳細設定

パラメータ

説明

除外リスト

Kaspersky Endpoint Security 12.6 for Windows から、信頼するオブジェクトアプリケーションは信頼ゾーンに追加されました。設定済みの信頼するオブジェクトとアプリケーションにより、SQL サーバーMicrosoft Exchange サーバーSystem Center Configuration Manager 上で Kaspersky Endpoint Security を迅速に設定できます。つまり、サーバーでの本製品の信頼ゾーンを手動で設定する必要はありません。

Kaspersky Endpoint Security 12.8 for Windows 以降では、本製品を仮想環境保護用 Light Agent モードでインストールできます。設定済みの信頼するオブジェクトとアプリケーションにより、CitrixVMware の仮想環境で Kaspersky Endpoint Security を迅速に設定できます。

信頼ゾーンは、後でポリシープロパティの[信頼するオブジェクトアプリケーション]で設定することもできます。

分離モード / 複合モード

ワークステーション用とサーバー用に別のコンポーネントのセットを作成できます([分離モード])。インストールパッケージを導入する前に、インストーラーはオペレーティングシステムの種別を検出し、そのオペレーティングシステムの種別に対して選択した製品コンポーネントのみをインストールします。この方法では、ワークステーションとサーバーに同じインストールパッケージを使用できます。

複合モード]では、ワークステーションとサーバーの共通のコンポーネントリストが提供されます。個々のコンポーネントが使用可能かどうかは、オペレーティングシステムの種別によって異なります。このモードでは、ワークステーション用とサーバー用に別のインストールパッケージを作成することを推奨します。インストールパッケージ内の共通のコンポーネントリストは、標準モードでのみ設定できます。

共存できないサードパーティ製品を削除する

インストール前に、Kaspersky Endpoint Security はコンピューターに incompatible.txt に記載のあるソフトウェアが存在するかどうかを確認します。カスペルスキーは、Kaspersky Endpoint Security とリストにあるソフトウェアとの互換性を保証しません。リスト内のソフトウェアが検出されると、インストーラーは Kaspersky Endpoint Security の導入を停止します。

製品コンポーネントの構成の変更に対してパスワードを使用する

Kaspersky Endpoint Security へのアクセスを制限するために、管理者がパスワードによる保護を有効にしているケースが多くあります。つまり、製品コンポーネントの選択を変更するには、[本製品の削除 / 変更 / 修復]権限を持つユーザーの資格情報を入力する必要があります。例としては、KLAdmin アカウントを使用することができます。

Azure WVD 互換モードを使用する

この機能を使用すると、Kaspersky Anti Targeted Attack Platform コンソールで Azure 仮想マシンの状態を正常に表示することができます。コンピューターのパフォーマンスを監視するため、Kaspersky Endpoint Security はテレメトリを KATA サーバーに送信します。テレメトリにはコンピューターの ID(Sensor ID)が含まれます。Azure WVD 互換モードはこれらの仮想マシンに永続的に一意な Sensor ID を割り当てることができます。互換モードがオフになっている場合、Azure 仮想マシンの仕組みにより、コンピューターが再起動した後に Sensor ID が変更されることがあります。このため、コンソール上で仮想マシンが重複して表示されることがあります。

Kaspersky Endpoint Agent および Kaspersky Security for Windows Server のアンインストールにパスワードを使用する

Kaspersky Endpoint Agent (KEA) および Kaspersky Security for Windows Server (KSWS) へのアクセスを制限するため、管理者がこれらのタスクの設定に対してパスワード保護を有効にしているケースが多くあります。つまり、[KES+KEA] 設定を [KES+組み込みエージェント] に移行する場合、または KSWS から KES に移行する場合は、これらの製品をアンインストールするためにパスワードを入力する必要があるということになります。

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