バージョン 12.8 以降では、Kaspersky Endpoint Security for Windows を Kaspersky Security for Virtualization Light Agent の一部として使用できます。Kaspersky Security for Virtualization Light Agent は、ネットワーク攻撃やフィッシング攻撃を含む様々なセキュリティ上の脅威から仮想マシンを包括的に保護する統合ソリューションです。このソリューションを使用するには、本製品を Light Agent モードでインストールする必要があります。 バージョン 6.2 以降の Kaspersky Security for Virtualization Light Agent の一部として、Light Agent モードの Kaspersky Endpoint Security を使用することができます。 |
Light Agent を起動すると、その仮想マシンである SVM(Secure Virtual Machine)への接続が確立され、維持されます。Protection Server は SVM 上に導入されます。Protection Server は、ファイルをスキャンしてウイルスやその他のマルウェアを検知し、定義データベースをアップデートし、ライセンスを管理する Kaspersky Security for Virtualization Light Agent ソリューションのコンポーネントです。Light Agent は、スキャンが必要なファイルのフラグメントを SVM に送信します。スキャン結果は、Light Agent がインストールされているすべての仮想マシンで利用できます(SharedCash 技術)。このように、SharedCash 技術によりソリューションの効率が向上し、脅威への対応が迅速化されます。
組織のインフラストラクチャには、Light Agent がインストールされた多数の仮想マシンと、多数の SVM が含まれる場合があります。Integration Server コンポーネントは、ソリューション コンポーネントと仮想インフラストラクチャ間の連携を目的としています。Integration Server - Kaspersky Security for Virtualization Light Agent のコンポーネントで、利用可能な SVM のリストを作成してそのデータを Light Agent に送信したり、Light Agent による SVM の検出を管理したり、Light Agent と SVM 間の接続を保護したりします。
製品を Light Agent モードで実行するための仮想マシン要件については、Kaspersky Security for Virtualization Light Agent のヘルプを参照してください。