カスペルスキー インターネット セキュリティ 2017

バナー広告対策について

バナー広告対策は、Web 閲覧時のバナーに対する保護を提供する機能で、アクセスした Web サイトに表示されるバナーや、一部のアプリケーションのインターフェイスに表示されるバナーをブロックします。ブロックの対象となるのは、既知のバナーのリストに登録されているバナーで、このリストはカスペルスキー インターネット セキュリティの定義データベースに組み込まれています。バナーのブロックは、カスペルスキー インターネット セキュリティのインターフェイスから管理できます。もしくは、ブラウザーから直接管理することもできます。

既定では、カスペルスキー関連サイトのリストに登録されている Web サイトでのバナーは許可されています。このリストは、Kaspersky Lab によりまとめられており、カスペルスキーの Web サイトや、カスペルスキーの広告を掲載するパートナー企業の Web サイトが含まれています。リストは確認可能です。また、カスペルスキーやそのパートナー企業の Web サイトに表示されるバナーをブロックする必要がある場合、このリストの使用を停止できます。

バナー広告対策の動作に関する情報は、レポートで確認できます。

バナー広告対策には、以下の制約があります:

  • バナーが表示されている Web ページを特定できない場合、そのバナーはブロックされず、それに関する情報も表示されません。
  • バナーが表示されている Web ページを特定できてもブラウザーで開いている Web ページと一致しない場合、特定された情報を基にそのバナーの表示をブロックまたは許可します。このバナーに関する情報はレポートには表示されますが、ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には含まれません。
  • ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には、過去に検知済みで再度読み込まれたバナーなど、Web ページが前回読み込まれたときに検知されたバナーも含まれます。
  • 以前のバージョンのカスペルスキー インターネット セキュリティをアップデートすると、以下の設定がユーザーインターフェイスから編集できなくなり、設定の値に既定値が適用されます:
    • 本製品のバナーリストを使用する
    • IP アドレスとドメイン名の名前解決を有効にする
    • ブロックする URL のリストを使用する
    • 許可する URL リストを使用する

    以前のバージョンで[ブロックする URL の設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[ブロックするバナー]をクリックすると開きます。以前のバージョンで[許可する URL の設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[許可するバナー]をクリックすると開きます。