カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018

コンピューター上での操作の履歴を削除する方法

ユーザーがコンピューターで行った処理は、オペレーティングシステムに記録されます。記録される情報は、次のとおりです:

  • ユーザーが入力した検索クエリやアクセスした Web サイト
  • 起動したプログラム、開いて保存したファイルに関する情報
  • Windows のシステムイベントログ
  • ユーザー操作に関するその他の情報

侵入者や権限のない人物が、過去にユーザーが処理したデータに含まれる機密情報にアクセスできてしまう可能性があります。

カスペルスキー インターネット セキュリティには、プライバシークリーナーウィザードがあります。このウィザードは、オペレーティングシステム内にあるユーザーの操作履歴を消去します。

プライバシークリーナーウィザードを開始するには:

  1. メインウィンドウを表示します。
  2. メインウィンドウ下部の[便利ツール]をクリックし、[便利ツール]ウィンドウを開きます。
  3. 便利ツール]ウィンドウ左側にある[さらに 5 件表示]ドロップダウンメニューから[プライバシークリーナー]をクリックし、プライバシークリーナーウィザードを起動します。

ウィザードは一連のページ(ステップ)で構成されており、[戻る]と[次へ]をクリックして前後のウィンドウに移動できます。作業完了後にウィザードを閉じるには、[完了]をクリックします。ウィザードを任意の段階で中止する場合は、[キャンセル]をクリックします。

ウィザードのステップは次のとおりです。

ウィザードの開始

ユーザーの操作履歴の診断]がオンになっていることを確認します。[次へ]をクリックしてウィザードを開始します。

操作履歴の検索

コンピューターでの操作の履歴が検索されます。検索には、時間がかかることがあります。検索が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。

処理の選択(操作履歴の検索が完了しました)

検索が完了すると、検出された

についての通知が表示され、これらの操作履歴の削除が求められます(下の図を参照)。

検知された操作履歴

検知された操作履歴と推奨される消去処理

グループの中の処理を表示するには、グループ名の左にある アプリケーションのカテゴリを開く アイコンをクリックします。

ウィザードで特定の処理を実行するには、処理の左にある該当するチェックボックスをオンにします。既定では、「推奨される処理」と「強く推奨される処理」がすべて実行されます。特定の処理を行わないときは、該当する項目のチェックボックスをオフにします。

既定でオンになっているチェックボックスはオフにしないでください。コンピューターが脅威にさらされます。

ウィザードで実行する一連の処理を設定したあと、[次へ]をクリックします。

プライバシークリーナー

前のステップで選択された処理が実行されます。操作履歴の消去には、時間がかかる場合があります。特定の操作履歴を消去するには、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。その場合は通知されます。

消去が完了すると、ウィザードは自動的に次のステップに進みます。

ウィザードの完了

完了]をクリックして、ウィザードを終了します。