アンチフィッシングスキャンの全般設定を行うことができます。設定はすべてのメッセージ処理ルールに適用され、それに従ってメッセージのスキャンが実行されます。
アンチフィッシングスキャンの全般設定を行うには:
ScanLogic タスク設定を XML ファイルにエクスポートします:# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-settings <ScanLogic タスクID> -f <設定ファイルの名前> または
--get-settings ScanLogic -n -f <設定ファイルの名前>
ScanLogic タスクのタスク設定を編集するために、XML ファイルを開きます。<apSettings> セクションで、アンチフィッシングスキャンの関連する設定を行います:<scanTimeLimit> セクションで、メッセージのアンチフィッシングスキャンの最長実行時間を秒単位で指定します。この時間内にスキャンが完了しなかったメッセージはエラーと判定されます。すなわち、メッセージスキャンでエラーが発生したとみなされます。スキャンの既定の最長実行時間は 30 秒です。
<enableHeuristic> サブセクションで、アンチフィッシングスキャンの実行中にヒューリスティック分析を使用する場合は 1 を指定します。ヒューリスティック分析を使用しない場合は 0 を指定します。既定では、ヒューリスティック分析は有効です。
<useKsnStatus> サブセクションで、メッセージのフィッシング判定時に Kaspersky Security Network からの情報を使用する場合は 1 を指定します。Kaspersky Security Network からの情報を使用しない場合は 0 を指定します。既定では、Kaspersky Security Network からの情報を使用します。
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--set-settings <ScanLogic タスク ID> -f <設定ファイルの名前> または
--set-settings ScanLogic -n -f <設定ファイルの名前>