クイックスタートウィザードにより、既定の設定でポリシーとタスクが作成されます。これらの設定は、組織のルールなどに照らして最適でない、あるいは許容できない内容を含む可能性があります。したがって、ネットワークの必要性に応じて、これらのポリシーとタスクを調整し、他のポリシーとタスクを作成してください。
事前に満たすべき要件
導入を開始する前に、次がすべて揃っていることを確認してください:
ネットワーク保護の設定は、以下の手順で進みます:
管理対象デバイスにインストールされているカスペルスキー製品のポリシーとポリシーのプロファイルを設定しデバイスに反映するには、デバイスベースとユーザーベースの 2 種類のセキュリティ管理方法を使用できます。これらの 2 つの管理方法を組み合わせることもできます。デバイスベースのセキュリティ管理を実施するには、MMC ベースの管理コンソールまたは Kaspersky Security Center 12 Web コンソールで提供されているツールを使用できます。ユーザーベースのセキュリティ管理は、Kaspersky Security Center 12 Web コンソールでのみ実施できます。
必要に応じて、クイックスタートウィザードを使用して作成したタスクの確認と調整を行います。
実行手順の説明:
または
必要に応じて、クライアントデバイスにインストールされているカスペルスキー製品を管理するためのタスクを追加で作成します。
管理対象アプリケーションの動作中のイベントに関する情報は、クライアントデバイスから送信され、管理サーバーデータベースに記録されます。管理サーバーの負荷を軽減するには、データベースに保管される可能性のあるイベント数の最大値を評価し、上限を設定します。
実行手順の説明:
または
実行結果
この手順を完了すると、カスペルスキー製品、タスク、管理サーバーで取得されるイベントの設定によってネットワークの保護が機能するようになります。
ネットワーク保護の設定が完了すると、定義データベースとカスペルスキー製品の定期アップデートの設定ステップに進むことができます。
Kaspersky Sandbox により検知された脅威への自動応答を設定する方法について詳しくは、Kaspersky Sandbox 2.0 のオンラインヘルプを参照してください。