管理サーバーの機能エラーイベント

次の表は、重要度が「 機能エラー」に分類される Kaspersky Security Center 管理サーバーのイベントを示します。

アプリケーションによって生成されるイベントごとに、製品ポリシーの[イベントの設定]タブで通知とストレージの設定を指定できます。管理サーバーの場合、管理サーバーのプロパティでもイベントリストを表示または設定できます。すべてのイベントの通知設定を一度に設定する場合は、管理サーバーのプロパティで全般通知設定を設定してください

管理サーバーの機能エラーイベント

イベント種別の表示名

イベント種別の ID

イベント種別

説明

既定の保管期間

実行時エラー

4125

KLSRV_RUNTIME_ERROR

この種別のイベントは、不明な問題が生じた時に記録されます。

ほとんどの場合、問題は DBMS の問題、ネットワークの問題、またはソフトウェアやハードウェアの問題から発生しています。

エラー情報の詳細は、イベントの説明で参照できます。

180 日間

インストール数の上限を超えたライセンス認証済みアプリケーショングループがあります

4126

KLSRV_INVLICPROD_EXCEDED

この種別のイベントは、管理サーバーによって 1 時間ごとに生成されます。この種別のイベントは、Kaspersky Security Center でサードパーティ製品を管理していて、サードパーティ製品のライセンスで設定された上限を超えると記録されます。

このイベントには、次の方法で対応できます:

  • 管理対象デバイスのリストを確認します。該当するサードパーティ製品が使用されていないデバイスからサードパーティ製品を削除します。
  • 製品を使用できるデバイス数の上限が増えるように、サードパーティ製品のライセンスを追加します。

ライセンス認証済みアプリケーショングループ機能を使用することで、サードパーティ製品のライセンスを管理できます。ライセンス認証済みアプリケーショングループには、管理者が設定した基準を満たすサードパーティ製品が含まれます。

180 日間

クラウドセグメントのポーリングに失敗しました

4143

KLSRV_KLCLOUD_SCAN_ERROR

この種別のイベントは、管理サーバーがクラウド環境でネットワークセグメントのポーリングに失敗した時に発生します。イベントの説明に記載されている詳細情報を読み、適宜対応します。

保管されません

指定フォルダーにアップデートをコピーできませんでした

4123

KLSRV_UPD_REPL_FAIL

この種別のイベントは、ソフトウェアアップデートが指定したフォルダーでなく共有フォルダーにコピーされた場合に記録されます。

このイベントには、次の方法で対応できます:

  • 指定したフォルダーへのアクセスに使用されたユーザーアカウントに、書き込み権限があるかどうかを確認します。
  • フォルダーにアクセスするためのユーザー名とパスワードが変更されていないかどうか確認します。
  • インターネット接続がイベント発生の原因の可能性もあるので、これをチェックします。定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデート手順に従って操作します。

180 日間

ディスクに空き容量がありません

4107

KLSRV_DISK_FULL

この種別のイベントは、管理サーバーがインストールされているデバイスのハードディスクの空き容量が不足すると発生します。

デバイスのディスク領域を解放します。

180 日間

共有フォルダーが使用できません

4108

KLSRV_SHARED_FOLDER_UNAVAILABLE

この種別のイベントは、管理サーバーの共有フォルダーが利用できない場合に記録されます。

このイベントには、次の方法で対応できます:

  • (共有フォルダーのある)管理サーバーが起動されていて利用可能な状態であることを確認します。
  • フォルダーにアクセスするためのユーザー名とパスワードが変更されていないかどうか確認します。
  • ネットワーク接続の問題がないか確認します。

180 日間

管理サーバーデータベースが使用できません

4109

KLSRV_DATABASE_UNAVAILABLE

この種別のイベントは、管理サーバーのデータベースが利用できなくなっている場合に記録されます。

このイベントには、次の方法で対応できます:

  • SQL サーバーがインストールされているリモートサーバーが利用できる状態になっているかを確認します。
  • DBMS ログを確認し、管理サーバーデータベースを使用できなくなっている理由を特定します。たとえば、メンテナンスの実施が原因となって、SQL サーバーがインストールされているリモートサーバーが利用できなくなっている可能性などがあります。

180 日間

管理サーバーデータベースに空き容量がありません

4110

KLSRV_DATABASE_FULL

この種別のイベントは、管理サーバーのデータベースに空き容量がないと記録されます。

管理サーバーのデータベースが容量の上限に達してデータベースへの情報の記録ができなくなると、管理サーバーが正常に機能しなくなります。

このイベントが発生する主な原因は使用中の DBMS の種別に応じて 2 つあり、それぞれ適切な対応方法が異なります:

180 日間

関連項目:

管理サーバーの緊急イベント

管理サーバーの情報イベント

管理サーバーの警告イベント

Kaspersky Security Center のイベントについて

ページのトップに戻る