Kaspersky Security Center Linux に使用される DBMS タイプは、Kaspersky Security Center Windows からのバックアップの DBMS タイプと一致する必要があります。
例外は、Kaspersky Security Center Windows の DBMS として Microsoft SQL Server を使用する場合です。Kaspersky Security Center Linux は Microsoft SQL Server をサポートしていないため、Microsoft SQL Server データベースに保存されている管理サーバーデータを PostgreSQL、Postgres Pro、MySQL、または MariaDB に移行できます。
Microsoft SQL Server データベースに保存されている管理サーバー データのPostgreSQLまたはPostgres Proへの移行は、Kaspersky Security Center Windows バージョン 14.2 以降からKaspersky Security Center Linuxバージョン 15.3 以降への移行でサポートされています。
PostgreSQLまたはPostgres Proへの移行をサポートするには、 Kaspersky Security Center Windows 管理サーバー のパッチ 15.1.0.20748-pf2 をインストールする必要があります。このパッチを入手するには、 カスペルスキーのテクニカルサポートにお問い合わせください。
Kaspersky Security Center Windows および Kaspersky Security Center Linux の DBMS として MySQL または MariaDB を使用する場合、lower_case_table_names パラメータは現在の DBMS と新しい DBMS で一致する必要があります。
データのバックアップを作成する前に、lower_case_table_names パラメータを確認してください。次に、Kaspersky Security Center Linux に MySQL または MariaDB をインストールする時に、このパラメータを Windows で指定した値と同じ値に設定する必要があります。
実行するステップ
管理サーバーのデータ バックアップを使用した移行は段階的に進行します。
Kaspersky Security Center Windows管理サーバーデータの最新のバックアップコピーを作成する
Kaspersky Security Center Windows およびKaspersky Security Center Linuxで使用される DBMS の種類に応じて、次のいずれかを実行します。