VMware vCenter Server および VMware NSX Manager によって管理されるインフラストラクチャにインストールされている製品のアップグレード

製品のアップグレードを開始する前に、使用する VMware 仮想インフラストラクチャが Kaspersky Security のシステム要件を満たすことを確認してください。Kaspersky Security により保護される VMware クラスターに VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーが含まれる場合、製品のアップグレードを開始する前に、次の操作を実行する必要があります。

  1. 1 つ以上の VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーを含むすべての VMware クラスターで、導入済みの Kaspersky Security サービスを削除します。削除は、VMware vSphere Web Client コンソールで実行されます([サービスの導入]タブの[ネットワークとセキュリティ] - [インストールとアップグレード]セクション)。
  2. Kaspersky Security のシステム要件を満たすようにすべての VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーをアップグレードするか、Kaspersky Security で保護する VMware クラスターからすべての VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーを削除します。

アップグレードの手順は、次の通りです:

  1. Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless が正常に動作するように、Kaspersky Security Center をサポート対象のバージョンのいずれかにアップグレードします:

    Kaspersky Security をマルチテナンシーモードで使用する場合、Kaspersky Security Center を Kaspersky Security Center 11 / 12 / 13.1 にアップグレードする必要があります。

    Kaspersky Security Center のアップデート手順については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

  2. Kaspersky Security 管理プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールの新しいバージョンをインストールします

    本製品をマルチテナンシーモードで使用する場合は、Kaspersky Security(テナント用)管理プラグインもインストールする必要があります。

  3. 仮想インフラストラクチャで SVM にインストールされている Kaspersky Security コンポーネントをアップデートします。

    製品をマルチテナンシーモードで使用する場合は、SVM を更新する前に Integration Server を VMware vCloud Director に接続するための設定を行う必要があります。

    ファイル脅威対策がインストールされた SVM がアップデートされた場合、バックアップ保管領域に保管されていたバックアップコピーは自動的に削除されます。

  4. 以前のバージョンの製品からポリシーとタスクを変換します。Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Service Pack 1 Maintenance Release 1 Agentless またはそれ以前のバージョンをアップグレードする場合、変換のために Master を使用する必要があります。

    Kaspersky Security for Virtualization 5.0 Agentless をアップグレードする場合、ポリシー保護設定とタスクスキャン設定が最初に編集 / 保存された後、ポリシーとタスクは Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless のポリシーとタスクに自動的に変換されます。

アップグレードが完了したら、新しい SVM で製品が動作する準備ができていることを確認してください。

製品をマルチテナンシーモードで使用する場合は、製品のインストール後にテナント組織の保護を設定する必要があります。

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