テナント用の仮想管理サーバーの作成

このセクションで説明する操作は、製品をマルチテナンシーモードで使用している場合にのみ実行する必要があります。

仮想管理サーバーは、vCloud Director の組織の一部である仮想マシンの保護を管理するために必要です。

仮想管理サーバーは、「VMware vCloud Director Agentless」クラスターを含む管理グループ内の管理サーバーサブフォルダーに作成する必要があります。クラスターは、テナントの仮想マシンを含む vCloud Director の組織によって管理される VMware vCloud Director サーバーに対応する必要があります。

Kaspersky Security Center の仮想管理サーバーを作成するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールの[管理対象デバイス]フォルダーで、「VMware vCloud Director Agentless」クラスターを含む管理グループを選択し、[管理サーバー]サブフォルダーを選択します。
  2. 管理サーバー]フォルダーの作業領域で、[仮想管理サーバーの追加]をクリックします。

    新規仮想管理サーバーウィザードが起動します。

  3. ウィザードの最初のステップで、作成された仮想管理サーバーの名前を指定します。

    仮想管理サーバーの名前は 255 字以内とし、特殊文字(" * < > ? \ : |)を含めることはできません。

    ウィザードの次のステップに進みます。

  4. 仮想管理サーバーが作成される Kaspersky Security Center 管理サーバーのアドレスを指定して、ウィザードの次のステップに進みます。
  5. テナント管理者が仮想管理サーバーへの接続に使用するアカウントを指定します。Kaspersky Security Center の内部ユーザーで以前に作成されたアカウントを指定するか、[作成]をクリックしてアカウントを作成できます。

    ウィザードの次のステップに進みます。

  6. 次へ]をクリックして、仮想管理サーバーの作成を開始します。
  7. 次のステップで、[すべてのパッケージ]をオフにし(製品の操作にはインストールパッケージは必要ありません)、次のステップに進んでウィザードを終了します。

管理サーバー - <仮想管理サーバー>]という名前のフォルダーがコンソールツリーに作成されます。

仮想管理サーバーの運用に関する詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

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