Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Agentless
テクニカルサポート用の情報収集
テクニカルサポート用の情報収集
テクニカルサポートへの報告
テクニカルサポートの担当者に問題を報告する場合、次の情報を含むレポートの生成を依頼されることがあります:
- SVM 設定
- VMware ESXi ハイパーバイザーのバージョン
- VMware vCenter Server のバージョン
- VMware NSX Manager のバージョン
- 保護対象仮想マシンにインストールされている VMware ツールキットのバージョン
- 使用している VMware テクノロジー(View、DRS、DPM、HA、FT)のリスト
- Kaspersky Security Center のバージョン
- Kaspersky Security Center がインストールされているコンピューターのオペレーティングシステムのバージョンと Microsoft .NET Framework のバージョン
生成されたレポートをテクニカルサポートに送信してください。
データファイルの取得
テクニカルサポートに問題を報告した時、製品コンポーネントのトレースファイルや SVM からのシステム統計ファイルの送信を依頼されることがあります。
SVM のシステム統計ファイルを取得する方法は、ナレッジベースの製品ページで説明されています。
製品コンポーネントの特別な動作モード
製品の動作状況の診断のために、テクニカルサポートから次の対応を依頼される場合があります。
- Integration Server のデバッグモードを起動する。デバッグモードを起動するには専用の設定ファイルを使用します。Integration Server の動作についてより詳細な情報を取得するために、設定ファイルで製品の詳細な設定を指定しなければならない可能性があります。
- Kaspersky Security コンポーネント(Kaspersky Security 管理プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソール)をコマンドラインの設定を使用してサイレントモードで起動する。
- 製品の設定ファイルに変更を行って、それらの変更を適用する。
これらの対応を行うために必要な詳細な手順については、テクニカルサポートに問い合わせることができます。
製品配布キットのユーティリティの使用
Kaspersky Security の動作エラーの原因を分析する目的で、テクニカルサポート担当者から製品配布キットに含まれる次のユーティリティの使用を要求されることがあります:
- inventory_view_format_client - VMware 仮想インフラストラクチャに関するデータ、現在の保護ステータスと保護ステータスの履歴に関するデータを取得するユーティリティ
- licenser_client - ライセンスの管理とライセンス情報の確認を行うためのユーティリティ
- check_policy_client - Kaspersky Security が Kaspersky Security Center から受信したポリシーを使用しているか既定の保護設定を使用しているかをチェックするユーティリティ
- ksvscan_client - インストールされている定義データベースに関する情報を表示するユーティリティ
- product_status_client - 定義データベースがインストールされているかどうか、製品がアクティベートされているかどうか、保護が有効かどうかをチェックするユーティリティ
- qb_client - バックアップ保管領域でファイルのバックアップコピーを管理するためのユーティリティ
- detect_cache_purge_client - 検知したオブジェクトのステータスのキャッシュを削除するユーティリティ
- event_log_client、emergency_event_log_client - Kaspersky Security Center に送信するイベントを生成するユーティリティ
- tracer_configurator_client - SVM トレースファイルへのログ情報の記録を設定できるユーティリティ
- updater_client - 定義データベースのアップデートまたはアップデートのロールバックのためのユーティリティ
- autopatch_client - 定義データベースアップデートパッケージとともにダウンロードされた製品パッチをインストールするユーティリティ
- vicreds - VMware vCenter Server または Integration Server への SVM 接続設定を確認または編集するためのユーティリティ
- ksv_policy_editor、ksv_policy_manager_client - SVM に適用されるポリシーの設定を変更できるユーティリティ
- klmover - SVM の設定で Kaspersky Security Center の管理サーバーのアドレスの編集およびデータ交換モードの変更を行うためのユーティリティ
ユーティリティの使用方法についての詳細は、ナレッジベースの製品ページを参照してください。
記事 ID: 60203、 前回の更新日時: 2024年10月4日