設定用のコマンドは klconfig アカウントを使用して SSH 経由で実行されます。
コマンドを実行するには、次のコマンドをコマンドラインに入力します。
ssh klconfig@<SVM アドレス> <コマンド>
各パラメータの説明:
SVM にパスワードなしでアクセスできるように SSH 鍵による認証を設定(「setsshkey
」コマンド)していない場合、コマンドを実行するたびに klconfig アカウントのパスワード(設定パスワード)の入力を要求されます。
一部のコマンドでは、その他にも実行時にユーザー入力が要求される場合があります。たとえば、「passwd
」コマンドを実行すると、新しいユーザーパスワードを入力するように要求されます。
コマンドを実行すると、毎回、実行結果が次の形式で表示されます:
KLCONFIG OK
- コマンドが正常に実行された場合。KLCONFIG FAILED
- コマンドの実行時にエラーが発生した場合。一部のコマンドでは、エラーが発生した場合により詳細な情報が次の形式で表示されます:
ERROR:<NNNN エラーの説明>
<NNNN エラーの説明> は、数字によるエラーコードと、エラーの説明です。一部のエラーでは、エラーの説明のみで数字によるエラーコードが含まれていない場合もあります。
コマンドの実行例:IP アドレスが 10.16.98.17 の SVM を対象に「connectorlang
」コマンドを実行したが、パラメータを指定していなかったために、エラーメッセージとコマンドの使用方法を説明したメッセージが返された(「lang」部分のパラメータの指定が必要):
> ssh klconfig@10.16.98.17 connectorlang
> klconfig@10.16.98.17's password:
Usage: connectorlang lang
KLCONFIG FAILED
同じコマンドを、適切なパラメータを指定して実行した場合:
> ssh klconfig@10.16.98.17 connectorlang en
> klconfig@10.16.98.17's password:
KLCONFIG OK
コマンドのすべての実行結果のログはディレクトリ「/var/opt/kaspersky/klconfig/」のファイル results.log に書き込まれます。
ページのトップに戻る