Integration Server コンソールの起動

Protection Server のインストール、アップグレード、削除や、SVM の再設定を行える SVM 管理ウィザードは、Integration Server コンソールから起動できます。

Integration Server コンソールで、Integration Server の設定を表示して指定することもできます。

Integration Server コンソールをホストするコンピューターが Microsoft Windows ドメインに属している場合、ドメインアカウントがローカルまたはドメインの KLAdmins グループ、または Integration Server がインストールされているコンピューターのローカル管理者のグループに属していることを確認してください。

Integration Server コンソールをインストールするには、次の操作を実行します:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーで、[管理サーバー]を選択します。
  3. Kaspersky Security for Virtualization <バージョン番号> Light Agent を管理する]をクリックして、Integration Server コンソールを開始します(「<バージョン番号>」には、インストールされている Kaspersky Security のバージョンが表示されます)。このリンクは、[製品の導入]セクションにあります。
  4. 次のいずれかの条件が満たされた場合、Integration Server 接続設定を入力するウィンドウが表示されます:
    • Integration Server コンソールをホストするコンピューターが Microsoft Windows ドメインに属していない場合。
    • Integration Server コンソールをホストするコンピューターがドメインに属しており、ユーザーのドメインアカウントがローカルまたはドメインの KLAdmins グループ、または Integration Server がインストールされているコンピューターのローカル管理者のグループに属していない場合。
    • Integration Server コンソールをホストするコンピューターがドメインに属しているが、Integration Server への接続が確立されない場合、Integration Server 設定で指定されたアドレスとポートが使用されます。

    次の接続設定を指定します:

    • 接続を確立する Integration Server のアドレスとポート

      アドレスは、Integration Server がインストールされているコンピューターの IP アドレス(IPv4 形式)、または完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定できます。

      Integration Server コンソールが Kaspersky Security Center 管理サーバーと同じコンピューターにインストールされている場合、既定では、Integration Server への接続で、Kaspersky Security Center 管理サーバーの設定で指定されているアドレスが使用されます。コンソールツリーの[インストールパッケージ]フォルダーのプロパティウィンドウでこのアドレスを変更できます([詳細] - [リモートインストール] - [インストールパッケージ]の順に選択し、コンテキストメニューの[設定]を選択)。

      アドレスとして「localhost」または「127.0.0.1」が指定されていた場合、Integration Server への接続はエラーで終了します。

    • Integration Server に接続するためのアカウント:
      • Integration Server コンソールをホストするコンピューターがドメインに属しており、ユーザーのドメインアカウントがローカルまたはドメインの KLAdmins グループ、または自身のアカウントを使用可能なローカル管理者のグループに属している場合。指定するには、[ドメインアカウントを使用する]をオンにします。

        Integration Server 管理者のアカウントを使用する場合、[パスワード]に管理者アカウントのパスワードを入力します。

      • Integration Server コンソールをホストするコンピューターがドメインに属していない場合、またはドメインに属しているがユーザーのドメインアカウントがローカルまたはドメインの KLAdmins グループ、またはローカル管理者グループに属していない場合、Integration Server 管理者のアカウントのみを使用できます。[パスワード]に、Integration Server の管理者アカウントのパスワードを入力します。

    接続]をクリックします。

  5. コンソールは Integration Server から取得した SSL 証明書を確認します。取得した証明書を信頼できない場合、または以前にインストールした証明書と合致しない場合、そのことを示すメッセージを表示した[セキュリティシステム警告]ウィンドウが表示されます。取得した証明書の詳細を表示するには、このウィンドウのリンクをクリックします。SSL 証明書に問題がある場合、使用するデータ転送チャネルがセキュアかどうかを確認することを推奨します。

    Integration Server への接続を続行するには、[セキュリティシステム警告]ウィンドウで[証明書を信頼できるものとみなす]をクリックします。取得した証明書が信頼できる証明書としてインストールされます。証明書は Integration Server コンソールをホストするコンピューターのオペレーティングシステムのレジストリに保存されます。

Integration Server コンソールが表示されます。

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