Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの前回のアップデートのロールバック

Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの初回アップデート後に、定義データベースとアプリケーションモジュールを旧バージョンにロールバックする(戻す)機能が有効になります。

Protection Server で定義データベースのアップデートが開始されるたびに、Kaspersky Security は既存の定義データベースとアプリケーションモジュールのバックアップコピーを作成し、その後アップデートを実行します。これにより、必要に応じて定義データベースやアプリケーションモジュールを以前のバージョンに戻すことができます。アップデートをロールバックする機能は、定義データベースの新しいバージョンに無効な署名が含まれていたことによって、Kaspersky Security が安全なアプリケーションをブロックしてしまうような場合に役立ちます。

Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートのロールバックは、次のように実行されます:

  1. Protection Server コンポーネントは、SVM 上の Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートをロールバックします。1 つ以上の SVM 上の定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートをロールバックできます:

    SVM 上の定義データベースとアプリケーションモジュールの最新のアップデートをロールバックすると、Protection Server は SVM 上のフォルダーにある Light Agent 定義データベースのアップデートもロールバックします。Protection Server は、アップデートが必要であることを示すイベントを Light Agent に送信します。

  2. SVM で定義データベースとアプリケーションモジュールのアップデートがロールバックされると、SVM に接続された Light Agent で特別なローカルアップデートタスクが自動的に起動されます。このタスクでは、SVM 上のフォルダーがアップデート元として指定されます。

    アップデートタスクにより、Light Agent は以前の Kaspersky Security 定義データベースのセットの使用に切り替わります。

このセクションの内容:

定義データベースのアップデートのロールバックタスクの作成

SVM 上のアプリケーションモジュールのアップデートをロールバックする

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