アクセスログの形式の設定

Squid サービスで処理されたすべての Web リソース要求に関する情報が「access.log」というファイルに保存されます。このファイルをアクセスログと呼びます。要求に関するエントリをアクセスログに保存する形式を変更できます。

アクセスログの形式を設定するには:

  1. 製品の Web インターフェイスで、[設定]-[ビルトインプロキシサーバー]-[ログ]セクションを選択します。
  2. 切り替えスイッチを[有効]にします。
  3. 次のいずれかのアクセスログ形式を選択します:
    • 既定

      Squid サービスによって既定で使用できるアクセスログ形式です。このオプションがオンの場合、設定情報ファイル「squid.conf」に次の文字列が追加されます:

      logformat kl_format %6tr %>a %Ss/%03>Hs %<st %rm %ru %[un %Sh/%<a %mt

      access_log syslog:local2.info kl_format

      アクセスログは、リソース要求の日時とステータス、接続元のアドレス、Web リソースの HTTP ヘッダーに関する情報を記録します。

    • カスタム

      Squid サービスによってアクセスログに保存されるデータの内容と形式を変更できます。たとえば、特定の形式のデータのみを処理できるサードパーティ製品でデータを使用する場合などにデータ内容や形式の変更が必要となります。

      このオプションがオンの場合、設定情報ファイル「squid.conf」に次の文字列が追加されます:

      logformat custom_format <[フォーマットの指定]の値>

      access_log syslog:local2.info custom_format

  4. カスタム]をオンにした場合、[フォーマットの指定]に形式コードを入力します。

    入力フィールドの下にあるリンクを使用して、事前設定された形式として、「Squid」「Common」「Combined」「Referrer」「Useragent」を使用できます。

    アクセスログの形式について詳しくは、Web サイト(www.squid-cache.org)の情報を参照してください。

  5. 保存]をクリックします。

    プロキシサーバーが再起動されます。再起動が完了するまで、トラフィック処理は一時停止します。

アクセスログの形式が設定されました。Squid サービスで処理された Web リソース要求に関する情報が、指定した形式でファイル access.log に保存されます。

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