Microsoft SCVMM を使用しての仮想マシンの作成
Microsoft Hyper-V ハイパーバイザーが Microsoft System Center インフラストラクチャに接続されている場合、Microsoft SCVMM を使用して仮想マシンを作成できます。
仮想マシンを作成するには:
- VMM(Virtual Machine Manager)を起動します。
- ウィンドウの左下で[VM とサービス]を選択します。
- ツールバーで[バーチャルマシンの作成]をクリックし、ドロップダウンリストから[バーチャルマシンの作成]を選択します。
仮想マシンの新規作成ウィザードが起動します。
- ウィザードの指示に従って操作します:
- 仮想マシンの作成方法を選択します。
- [空のバーチャルハードディスクを使用して新しいバーチャルマシンを作成する]をオンにします。
この方法を使用すると、仮想マシンの設定とハードウェア構成を手動で編集できます。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンの名前と世代を指定します。
- [バーチャルマシン名]に、仮想マシンの名前を入力します。
すべての既存の仮想マシンと重複しない一意の名前である必要があります。
- [世代]ドロップダウンリストで、[第 1 世代]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンのハードウェア構成を設定します。
- [互換性]セクションで、[Hyper-V]をオンにします。
- [全般]の[プロセッサ]セクションで、[プロセッサ数]に仮想プロセッサの数を入力します。
推奨される最小数は 8 です。仮想マシンでより高いパフォーマンスが必要な場合、これ以上の数値を指定できます。
- [全般]の[メモリ]セクションで次の操作を実行します:
- [静的]をオンにします。
- [バーチャルマシンメモリ]で、仮想マシンに割り当てるメモリの量を指定します。
推奨される最小量は 16384 MB です。仮想マシンでより高いパフォーマンスが必要な場合、これ以上の数値を指定できます。
- [バス構成]セクションで、[IDE デバイス]-[<デバイス名>]の順に移動し次の操作を実行します:
- [種類]ドロップダウンリストで、仮想ドライブの種別として[固定]を選択します。
- [サイズ]で、仮想マシンに割り当てるハードディスクの容量を指定します。
推奨される最小量は 200 GB です。イベントログを保存するためにデータベース容量を大きくする必要がある場合、これ以上の数値を指定できます。
- [バス構成]セクションで、[IDE デバイス]-[仮想 DVD ドライブ]の順に移動し、仮想ドライブの種別を選択します:この操作を行うには:
- [既存の ISO イメージ]を選択します。
- [参照]をクリックします。
[ISO の選択]ウィンドウが表示されます。
- 事前にアップロードしておいた ISO ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
- [ネットワークアダプター]の[ネットワークアダプター 1]セクションで次の操作を実行します:
- ネットワークアダプターの接続として[VM ネットワークに接続する]をオンにします。
- [VM ネットワーク]で[参照]をクリックします。
[VM ネットワークの選択]ウィンドウが表示されます。
- 仮想マシンが接続する仮想ネットワークを選択し、[OK]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンの保存方式を選択します。
- [バーチャルマシンをホストに保存する]をオンにします。
- 保存先として、仮想マシンを作成するホストのグループを選択します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンを作成するハイパーバイザーを選択します。
- 前の手順で選択したハイパーバイザーのリストから、仮想マシンを導入するハイパーバイザーを選択します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 指定した設定値が正しいことを確認します。
- ウィザードのここまでの手順で指定した仮想マシンの設定が正しいことを確認します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- オペレーティングシステムを選択します。
- [Action to take when the virtualization server stops(仮想化サーバー停止時のアクション)]ドロップダウンリストで、[ゲスト OS のシャットダウン]を選択します。
- [オペレーティングシステム]セクションで、[CentOS Linux 7(64 ビット)]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
ウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンを作成する設定を確認します。
- ここまでの手順で指定した仮想マシンの設定が正しいことを確認します。
- すべての設定が正しいことを確認したら、[作成]をクリックします。
これにより、指定した設定での仮想マシンの作成プロセスが開始されます。プロセスが正常に完了し、作成した仮想マシンが選択したハイパーバイザー上の仮想マシンのリストに表示されていることを確認します。
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