高負荷向けの追加設定

以下の手順は、Kaspersky Web Traffic Security が RPM パッケージと DEB パッケージから、すぐ使えるオペレーティングシステムにインストールされた場合のみに適用されます。Kaspersky Web Traffic Security が ISO ファイルからインストールされた場合は、ビルトインのプロキシサーバー用の設定情報ファイルを手動で変更することはできません。

多数のネットワーク接続を処理するには、Squid サービスのパフォーマンス設定とオペレーティングシステムのネットワークスタックを構成する必要があります。

設定を追加するには:

  1. /etc/sysctl.d/90-net-tcp.conf という名前の設定情報ファイルを作成し、次の内容を入力します:

    net.core.somaxconn = 1024

    net.core.netdev_max_backlog = 2048

    net.ipv4.ip_local_port_range = 1024 65535

    net.ipv4.tcp_max_syn_backlog = 2048

    net.ipv4.tcp_fin_timeout = 20

    net.ipv4.tcp_syncookies = 1

    net.ipv4.tcp_timestamps = 1

    net.ipv4.tcp_tw_reuse = 1

    net.ipv4.tcp_rfc1337 = 1

  2. 変更を適用します。この操作には、次のコマンドを実行します:

    sysctl -p /etc/sysctl.d/90-net-tcp.conf

  3. Squid サービスのパフォーマンス設定を構成します。この操作には、/etc/squid/squid.conf 設定情報ファイルの末尾に以下の文字列を追加します:

    workers <サーバーのすべてのプロセッサの物理コア数>

  4. Squid サービスを再起動します。この操作には、次のコマンドを実行します:

    service squid restart

これで追加設定は完了です。

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