このセクションでは、スクリプトを使用してユーザーのデバイスを Kaspersky Security Center から Kaspersky Endpoint Security Cloud に移行する方法を説明します。
Windows デバイスのみを自動的に移行できます。
移行手順を開始する前に、Kaspersky Endpoint Security for Windows およびネットワークエージェントポリシー内にアンインストールからの保護用のパスワードがないことを確認してください。
移行時に、アンインストールからの保護が有効になっている場合は無効にします。デバイスが Kaspersky Endpoint Security Cloud に接続されると、Kaspersky Endpoint Security Cloud コンソールでこのパスワード保護を再度有効に設定できます。
または、動画の手順を参照し、移行スクリプトを使用することも可能です。この動画には、Kaspersky Endpoint Security Cloud でサポートされているすべての言語の字幕が含まれています。
Kaspersky Endpoint Security Cloud を移行するには:
ワークスペースがまだない場合は、作成します。
このスクリプトは、次の Kaspersky Security Center タスクを自動的に作成します:
Are the devices for migration in the domain? Y/N
):N
と入力して Enter キーを押します。Kaspersky Security Center のインストール管理者の資格情報の入力、Kaspersky Endpoint Security Cloud インストールパッケージへのパスの指定、再起動を強制的に実行するかどうかの選択が要求されます(Force Restart? Y/N
)。
Y
と入力して、 Enter キーを押します。Kaspersky Security Center のインストール管理者の資格情報の入力、Kaspersky Endpoint Security Cloud インストールパッケージへのパスの指定、デバイスのローカル管理者の資格情報の指定、再起動を強制的に実行するかどうかの選択が要求されます(Force Restart? Y/N
)。
Kaspersky Endpoint Security Cloud インストールパッケージへのパスを指定する場合、PowerShell ウィンドウにドラッグアンドドロップするか、パスを手動で指定できます(ただし、*.exe 拡張子を忘れずに追加してください)。
Kaspersky Security Center のユーザーロールの詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Force Restart? Y/N
):Y
と入力して Enter キーを押し、再起動の遅延を分単位で指定して、移行をすぐに開始するかどうかを選択します(Do you want to start migration now? Y/N
)。N
と入力して Enter キーを押します。この場合、Kaspersky Security Center からアンインストールタスクと再インストールタスクの両方を手動で実行する必要があります。Do you want to start migration now? Y/N
):Y
と入力して Enter キーを押します。Kaspersky Security Center から、再インストールタスクのみを手動で実行する必要があります。N
と入力して Enter キーを押します。再起動は、インストールタスクの正常な完了に必要です。再起動の正常な完了は、アンインストールタスクの実行統計(完全に完了するまで待機してください)と、[管理対象デバイス]セクションの全デバイスのネットワークエージェントのインストールステータスが[いいえ]であることから判断できます。
それ以外の場合は、デバイスを手動で再起動します。
インストールタスクが正常に完了すると、Windows を実行しているユーザーデバイスが Kaspersky Endpoint Security Cloud に接続されます(接続には最大 15 分かかる場合があります)。既定のセキュリティプロファイル(カスペルスキーのエキスパートによる構成)が、各デバイスへ自動的に適用されます。
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