メール

iOS / iPadOS 向け

iOS MDM デバイスユーザーがメールを使用できるようにするには、ユーザーのメールアカウントを[メール]セクションの iOS MDM デバイスのアカウントのリストに追加します。

メール のメール設定

パラメータ

説明

全般]タブの設定

ユーザー名

iOS MDM デバイスのユーザーの名前。

メールアドレス

iOS MDMデバイスのユーザーのメールアドレス。

アカウントの説明

ユーザーのメールアカウントの説明。

メールプロトコル

  • IMAP:IMAP4 メールプロトコル(Internet Message Access Protocol バージョン 4)により、iOS MDM デバイスのユーザーは受信メールサーバー上の受信メッセージにアクセスできます。必要に応じて、IMAP 接頭辞を指定できます。既定では、この値が選択されます。
  • POP:POP3 メールプロトコル(Post Office Protocol バージョン 3)により、iOS MDM デバイスのユーザーは受信メールサーバーから受信メッセージをデバイスで受け取ることができます。

IMAP パスのプレフィックス

IMAP プロトコルを選択した場合は、IMAP パスプレフィックスを指定します。

IMAP パスの接頭辞は、必ず大文字で入力する必要があります(たとえば、Google Mail の場合は GMAIL と入力します)。

サーバーアドレス

受信メールサーバーと送信メールサーバーのホスト名または IP アドレス。

サーバーポート

受信メールサーバーと送信メールサーバーのポート番号。

ユーザー名

受信メールサーバーと送信メールサーバーでの認証に使用するユーザーアカウントの名前。ユーザーアカウント名は通常、メールアドレスの最初の部分と同じです(「@」より前の部分)。

認証種別

受信メールサーバーと送信メールサーバー上のユーザーの電子メールアカウントの認証の種別。次の値が使用可能です:

  • 選択されていません
  • パスワード
  • NTLM
  • HTTPMD5
  • CRAMMD5

パスワード

受信メールサーバーおよび送信メールサーバーで認証を行うためのアカウントパスワード。選択された認証方法によって保護されます。

このフィールドは、認証種別に[パスワード]を選択した場合に使用できます。

SSL 接続を使用

SSL (Secure Sockets Layer) データ転送プロトコルを使用するかどうかを決定します。既定では、このチェックボックスはオフです。

詳細]タブの設定

アカウント間のメッセージの移動を許可する(仕事と個人のアカウントを含む)

アカウント間でメッセージを移動します。

チェックボックスをオンにすると、ユーザーはメールメッセージをあるアカウントから別のアカウントに移動できます。

チェックボックスをオフにすると、ユーザーはメールメッセージをあるアカウントから別のアカウントに移動できなくなります。

既定では、このチェックボックスはオンです。

会社のメールボックスからの添付ファイルの保存、移動、共有を禁止する場合は、[アカウント間のメッセージの移動を許可する(仕事と個人のアカウントを含む)]をオフにし、[管理対象アプリのドキュメントを管理対象外のアプリが使用することを禁止する]および[管理対象外のアプリのドキュメントを管理対象アプリが使用することを禁止する]をオンにします。

最近のアドレスの同期を許可する

アカウント間のメールアドレスの同期。

このチェックボックスをオンにすると、ユーザーはメッセージを作成するときに別のメールアカウントのアドレス履歴を使用できます。

このチェックボックスをオフにすると、使用中のメールアドレスは同期されません。メッセージを作成するときに、 iOS MDM デバイスのユーザーは、別のメールアカウントのアドレス履歴を使用できません。

既定では、このチェックボックスはオンです。

メールアプリの使用のみを許可する

メッセージの処理には標準の iOS メールクライアントのみを使用します。

このチェックボックスをオンにすると、ユーザーは iOS 標準メールクライアントでのみメールを使用できます。

このチェックボックスをオフにすると、iOS 標準メールクライアントと他のアプリでメールを使用できます。

既定では、このチェックボックスはオフです。

S/MIME を使用する

S/MIME は、デジタル署名された暗号化されたメッセージを送信するためのプロトコルです。S/MIME を使用すると、暗号化技術によるセキュリティが使用可能になります。例として、認証、メッセージの整合性の管理、オリジナルメッセージの否認防止(電子署名を使用)などがあります。このプロトコルは、暗号化を使用してメールメッセージ内のデータの機密性とセキュリティを向上させるのにも役立ちます。

チェックボックスをオンにすると、送信メッセージは S/MIME プロトコル(Secure/Multipurpose Internet Mail Extension)によって暗号化されます。

このチェックボックスをオフにすると、発信メッセージは暗号化されません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

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