モバイルデバイスへのコマンドの送信

Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールから、接続されたモバイルデバイスにコマンドを送信できます(デバイスの GPS 追跡やロックなど)。

デバイスにコマンドを送信するには:

  1. Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールを起動します
  2. デバイス]セクションを選択します。

    デバイス]セクションには、Kaspersky Endpoint Security Cloud に追加されたデバイスのリストが含まれています。

  3. コマンドの送信先のデバイス名に隣接するチェックボックスをオンにします。
  4. デバイスのリストで、デバイス名をクリックします。

    デバイスに関する詳細情報が表示されたページが開きます。ページの右側には、コマンドが送信された日時を含め、デバイスに送信されたコマンドのリストが表示されます。ページの左側には、デバイスで使用可能なコマンドのボタンを含む[コマンド]リストが表示されます。

  5. コマンドの名前が付いたボタンをクリックします。

    ボタン名が[コマンド を中止 <選択したコマンド名>]に変わります。コマンドの実行には時間がかかります。実行すると、そのコマンドはページの右側の実行済みコマンドのリストに表示されます。

サポートされるコマンドの種類は、モバイルデバイスにインストールされているオペレーティングシステムによって異なります。

Android デバイスでサポートされているコマンドの種類

コマンド

コマンドの実行結果

ロック

デバイスがロックされます。デバイスは、デバイスのプロパティで定義された 16 文字のコードでのみロックを解除できます。

ロック解除

PIN コードを使用したデバイスのロックが無効になります。以前に指定した PIN コードはリセットされます。

出荷時の設定にリセットする

デバイス上のすべてのデータが削除されます。

GPS 追跡

デバイスの場所が特定されます。デバイスのプロパティページに、デバイスの場所を示す地図が表示されます。

遠隔アラーム

デバイスから音声信号が出ます。デバイスがロックされます。

同期

セキュリティプロファイルは即時にデバイスに適用されます。次に、デバイスはすべてのイベントの詳細を Kaspersky Endpoint Security Cloud に送信します。

管理を無効にする

企業データを消去する]コマンドがデバイスに送信されます。ユーザーは、デバイスから Kaspersky Endpoint Security for Android を手動で削除するよう要求されます。Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールで、デバイスは[削除対象としてマーク]リストに移動されます。

iOS および iPadOS デバイスでサポートされているコマンドの種類

コマンド

コマンドの実行結果

ロック

デバイスがロックされます。

出荷時の設定にリセットする

インストールされているすべての設定プロファイル、プロビジョニングプロファイル、iOS MDM プロファイルが削除されます。

企業データを消去する

企業の Wi-Fi 設定、企業の連絡先の詳細、カレンダーなどの企業データが削除されます。

同期

セキュリティプロファイルは即時にデバイスに適用されます。

管理を無効にする

企業データを消去する]コマンドがデバイスに送信されます。Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールで、デバイスは[削除対象としてマーク]リストに移動されます。

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